米財務省は19日、期間が長めの名目利付債を対象とした流動性支援の買い入れオペの規模を、1回当たり20億ドルから少なくとも40億ドルに倍増すると発表。これを受け、前日に19年ぶりの高水準を付けていた30年債利回りのほか、10年債利回りが低下。米株式は米債利回りの低下を背景にリスク選好が強まり、4日ぶりの反発となりました。NYダウが前日比119.65ドル高の53463.05ドル、ナスダックが前日比41.379ポイント高の26331.090、S&P500は前日比16.22ポイント高の7707.98。
【ドル円 日足】
【SPDR金ETF保有残】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
米財務省が長期債の流動性支援買い戻し規模を倍増すると発表したことを受け、金は3%超の上昇。NY金中心限月12月限は前日比124.7ドル高の4545.3ドルのセツルメント。日本時間03:00に公表されたFOMC議事録では、多くの参加者が インフレ圧力が落ち着かない場合、金融引き締めをおこなう可能性があるとの認識が示されましたが、既に市場が認識している内容と変わらず、小幅な下げの後、高値追いの展開となりアジア時間開始時点で4583.8ドル(07:00)まで上伸しました。一気に上昇したことで200日線(4512.4ドル)を上抜け、基調が変化し強気ムードが広がりました。
米財務省が予想外の国債買い戻し拡大を発表したことを受け、世界的な長期金利の上昇に歯止めがかかりました。米財務省が為替市場で円買い介入を行った直後の措置でもあり、市場はこの動きが、長期金利上昇に対する政権の敏感さと市場に介入する傾向を示されたとみられ、これまで上値抑制要因となっていた金利上昇にブレーキがかかることで、金市場への資金還流が今後も期待できるとみられます。
国内のOSE金標準先物6月限は前日比715円高の23475円で取引を終え、先限価格では6/8以来2か月ぶりの水準を回復。
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