イランとの紛争激化に伴うエネルギー供給の混乱で原油価格が上昇する中、米2年債利回りが4.31%と一時17カ月ぶりの高水準を付けています。中東情勢のほか、バーナム英首相就任を受けた財政懸念から英債利回りが上昇していることも押し上げ要因となっており、世界的な国債売りが広がっている模様。米株式は人工知能(AI)ブームを追い風とした株高の持続性を見極めようと主要企業の決算に注目が集まり、ハイテク株がまちまちの展開。NYダウが前日比6.06ドル安の52218.58ドル、ナスダックが前日比146.304ポイント安の25690.902、S&P500は前日比10.24ポイント安の7498.96。
【ドル円 日足】
【フィラデルフィア半導体株指数 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
22日のNY金中心限月8月限は前日比75.5ドル高の4151.9ドルのセツルメント。本日日本時間に10:30には豪雇用統計が発表され予想以上の雇用者数だったことから利上げ観測が高まり、全体的な金利上昇圧力によって、ドル建て金価格は4120ドル付近での推移となっており、OSE金標準先物6月限では、昨晩高値22362円(前日比263円高)からは約300円弱下げた22090円付近で11:30現在推移しています。一目均衡表では基準線(26日)22068円は上抜けたものの22700円台から22300円台に下げてくる先行スパン(26日)が意識されており、ヤレヤレ売りと売り玉買い戻しの小競り合いが続いている印象です。FEDウオッチによると、28~29日のFOMCで利上げが決定される確率は31.5%と1週間前から10.7%上昇していますが、年内1回の利上げについては、NY金市場において6月末に4000ドル以下まで売り込まれたことで既に織り込まれています。金利上昇がイラン情勢を巡る原油高による要因だけでなく、財政懸念などの要因も含まれるようになってくると、「金」にとっては弱材料だけでなく強材料としての側面が意識されてきます。
セミナー 今後の予定
2026年7月25日(土)
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講師:上岡正明氏
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