米株式はナスダックが2%超の大幅下落となり下げを主導。グーグルの親会社アルファベットと電気自動車(EV)大手テスラが前日に発表した第2四半期決算が投資家の失望を誘い、幅広い銘柄に売りが広がりました。NYダウは前日比506.93ドル安の51711.65ドル、ナスダックが前日比553.210ポイント安の25137.692、S&P500は前日比90.66ポイント安の7408.30。
長期金利は米10年国債利回りが4.70%。市場では中東情勢悪化による原油高の再燃でインフレ懸念が高まっているほか、米財務省が8/5に発表する予定の7-9月期の借入額見通しで、国債入札規模の拡大を示唆するのではないかとの思惑が強まっており、財政悪化を巡る不安も債券売りを促す要因となっているようです。
【ドル円 日足】
【米長期金利】【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】23日のNY金8月限セツルメントは前日比101.7ドル安の4050.2ドル。国内OSE金標準先物6月限も昨日は22362円まで上昇し、7月の戻り高値22373円(7/6)に迫りましたが目先の利益確定に押され反落。昨晩は21787円と下値を探る展開となりましたが、テクニカル上は下値支持線を維持し、今朝からは21800円台での攻防となっています。原油高水準についてはすでに織り込んでいるとみられますが、金利上昇が上値を抑える要因と伝えられています。しかし、今週に入り、NY金総取組高ではなく、SPDRの金ETF残高も徐々に増加。インフレ懸念による米利上げ観測だけでなく、米財政懸念も意識されてきており債券売りによって金利が上昇している側面が見られます。テクニカル上、反転の兆しも見えつつあり新たな材料が生まれるタイミングかもしれません。円建て金価格については、ドル円が1986年以来の1ドル164円に迫る円安で国内輸入物価は上昇に歯止めがかかりません。
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