金 トランプ大統領就任

 昨晩20日の米株式市場はキング牧師誕生日のため休場。就任式を終えたトランプ大統領が就任直後に100を超える大統領令に署名すると警戒が強まっていましたが、直後の署名は見送られたことで市場には安堵感が広がっていました。特に外為市場では関税見送りでドル買いポジションの巻き戻しによって対主要通貨でドル安となり、ドル円も今朝方は一時1ドル155円を割り込み154.89円（9:21）までドル安円高の動きがみられています。しかしロイターから「メキシコ、カナダに25％の関税を検討」と伝えられると米長期金利が急上昇しドル高の動きを見せ、ドル円は1ドル156.23円（9:56）まで急伸。ただその後、加藤財務相から為替へのけん制とみられる発言もあり再び1ドル155円割れへと、トランプ大統領就任直後に早くも市場は不安定な動きが続いています。

【ドル円　日足】

【NY金　日足】

＜NY金　指定倉庫在庫＞

【OSE金標準先物　日足】

トランプ大統領就任後には関税がいったん見送られたことでドル安円高の動きとなり、今朝のOSE金標準先物12月限は前日比80円安の13590円（8:45）で寄り付きスタート。しかし為替市場の不安定な動きを片目にNY金が時間外で安値から切り返し値下がり幅を縮小させ、円建て価格は14:50現在、前日比18円安の13652円での推移となっています。NY金は55万枚まで総取組高が増加。実は昨年11月トランプ氏の大統領選勝利後、NY金の指定倉庫在庫が急増しています。米市場では関税による金利上昇圧力が増し、「金」の現物需要が落ち込み金ETFを売却することにより、その裏付けとなる金現物が在庫として積み上がっているものと推察されますが、逆に「金」の投機需要が増えていることは取組高増加が示しています。NY金の指定倉庫在庫の急増は何を意味するのか・・・？

【NY白金　日足】

【OSE白金標準先物　日足】

4600円で下支えか？ただドル上昇場面では「金」とは異なり上げにくいか・・・？

 

 

 

 

セミナー　今後の予定

 

2025年1月25日（土）東京

過去開催の相場セミナー
（動画視聴をご希望の方は「岡地メール会員」にお申込みいただくか、
私までお問い合わせください）

 

10/19岡地セミナー（東京）　講師：水上紀行

9/21岡地セミナー（東京）　講師：三次理加

 

9/7岡地セミナー（東京）　講師：高野やすのり

 7/20岡地セミナー（東京）　講師：三世一目山人

7/6岡地セミナー（東京）　講師：YEN蔵

4/6岡地セミナー（東京）　講師：山中康司

以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年開催の講演動画もございます。

 

 

 ご視聴ご希望の方は下記の『岡地メール会員』に
「切り札をさがせ動画希望」とコメントを添えてお申込みください

↑　クリック　↑

 

 

お電話、メールでのご相談はお受けしておりますので

お気軽にお問い合わせください。  

お電話でのご相談は　0120-988-528 

メールでのご相談は　goto@okachi.jp

 

 

ご好評いただきいただきありがとうございます。

週末レポートをご希望の方はこちらまで。

  郵便・メール　ご希望のほうで

 

↓↓↓　　クリック　　↓↓↓ 

 備考欄に「切り札をさがせ」とコメントを添えてお申込みください

 

こちらもクリック！