2020年8月31日月曜日

金 2000ドル手前をどう見るか?

 週末は前日の米パウエルFRB議長が発表したFRBの金融政策方針変更を市場は好感し、ゼロ金利政策の長期化が投資家に安心感を与え米株式は続伸しました。NYダウは前日比161.60ドル高の28653.87ドル。ナスダックは70.29ポイント高の11695.63ドルで史上最高値を更新。金曜日の夕方に安倍首相の辞任が伝えられアベノミクス継続への不透明感から大きく円高に振れたことも重なりドル安が進み105円前半への動きも見せました。

 

【NY金 日足】

週末の中心限月12月限セツルメントは前日比42.3ドル高の1974.9ドルとなり1950ドルを回復。FRBの金融政策変更(インフレ2%超えを容認)を受けて低金利下での金への資金逃避が続くという見方が強まり上昇。対主要通貨でのドル安も上昇要因となり高値は1983.0ドルで前日のパウエル議長発言時につけた1987.0ドルに迫る動きでした。今朝のアジア時間では高値1985.6ドルまで伸びた後はやや伸び悩み1970ドル台での動き。日足チャートのテクニカルでは陰転中のなか売り買い交錯の動きで、遅行線が実線を割り込まずに居ます。遅行線が実線に沿う動きとなると仮定すると今週の動きは2000ドル手前でウロチョロに。ただ低金利長期継続見通しでも米実質金利低下にはまだ底打ち感も残り上昇の勢いも限られるか…。

【金標準先物 日足】

本日2日続伸で日中立ち合い終了は前日比45円高の6688円。今朝6707円(8:57)の高値後は伸び悩み、日中取引終了後には一時6659円(16:48)の安値をつけましたが再び対主要通貨に対するドル安を背景としたドル建て価格の反発とドル円の「ドル高円安」で円建て価格が上伸しています。安倍首相辞任により円高が進みましたが後継者選びでは党員投票ではなく両院議員総会での選出方針に決定したことから菅官房長官が有力視されアベノミクス継続について安心感が戻っているようです。安倍首相辞任報道前の106円台を回復させる可能性は高いとみられますが、ドル建て価格では米実質金利の底打ち感から2000ドル回復は当面難しいとのでは?と考えます。6700円台は売り場探しか?


 

 

 

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