金 中国中央経済工作会議開幕

おはようございます。

米株式は続落。米11月消費者物価指数（CPI）の発表を11日今晩に控え積極的な商いが手控えられているようです。NYダウが前日比154.10ドル安の44247.83ドルで4営業日続落、ナスダックは前日比49.448ﾎﾟｲﾝﾄ安の19687.241、S＆P500は前日比17.94ﾎﾟｲﾝﾄ安の6034.91と2日続落。米CPIの予想は前年同月比2.7％の伸びが予想されており、前月発表の2.6％の伸びからはインフレが上昇すると見込まれていますが、米12月FOMC（18日）での利下げ予想を覆すほどではないにしても、発表後の市場の反応が読みにくく様子見姿勢となっているようです。また今週は金融政策発表が各国で予定されており、昨日のオーストラリア（RBA）に続き、本日のカナダ（BOC）、明日のスイス（SNB）、欧州（ECB）と政策金利発表が続きます。本日のカナダでは0.50％の利下げが予想されていて、また欧州においても利下げが予想されていて対主要通貨でのドル高要因に。特にフランスやドイツの内閣崩壊で政局が不安定であり、不確実性からユーロも売られやすい環境となっています。ドル円は米長期金利上昇を背景にドル買い円売りが進んでおり1ドル152円台を覗いています。

【ドル円　日足】

【NY金　日足】

【OSE金標準先物　日足】

NY金2月限は前日比32.6ドル高の2718.4ドルのセツルメント。国内OSE金標準先物10月限は前日比214円高の13259円（8:45）で日中取引が寄付き、11:00現在、前日比224円高の13269円となっています。中国があらたな景気刺激策を打ち出したことが金需要を拡大させるとの見方が押し上げ要因となっています。また本日のカナダ中央銀行（BOC）、明日の欧州中央銀行（ECB）の政策金利発表でも利下げが予想されており、欧州通貨建ての金価格も上昇しています。NY金も総取組高が457,765枚（11/29）をボトムに増加傾向となっており時間外で現在11/25の戻り高値を上抜け、強い足取りとなってきています。国内も連れ高で3日続伸。

【NY白金　日足】

【OSE白金標準先物　日足】

OSE白金標準先物10月限は前日比63円高の4637円（11:20）と2日続伸。今週に入り、中国は9日の政治局会議で約14年ぶりに「適度に緩和的な金融政策」への転換を打ち出しました。これまでの従来型からの脱却を示す「超常規」景気循環対策という言葉を初めて使用し、非伝統的な金融政策への期待が大きくなっています。非鉄や原油などの資源価格にも影響を与えており、本日から開催予定の中央経済工作会議において2025年の財政・金融政策などの具体論が議論される見通しで、大規模な刺激策が示されると大幅に上昇する可能性も…。

 

 

 

 

 

セミナー　今後の予定

 

2025年1月25日（土）東京

講師：水上紀行

過去開催の相場セミナー
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10/19岡地セミナー（東京）　講師：水上紀行

9/21岡地セミナー（東京）　講師：三次理加

 

9/7岡地セミナー（東京）　講師：高野やすのり

 7/20岡地セミナー（東京）　講師：三世一目山人

7/6岡地セミナー（東京）　講師：YEN蔵

4/6岡地セミナー（東京）　講師：山中康司

以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年開催の講演動画もございます。

 

 

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