金 米ボウマンFRB理事「必要ならば利上げの可能性も」

 おはようございます。

米株式ではNYダウが6営業日ぶりに反落し前日比299.05ドル安の39112.16ドル。米消費の先行き不安から小売りや一般消費財銘柄が売られました。一方、ハイテク株中心のナスダックは4営業日ぶりの反発で前日比220.837ﾎﾟｲﾝﾄ高の17717.653。前日まで高値から13％値下がりしていたエヌビディアは約7％の反発。S＆P500は前日比21.43ﾎﾟｲﾝﾄ高の5469.30。タカ派として知られる米ボウマンFRB理事が講演で「米国のインフレ率はしばらくの間高止まりすると予想」との発言からドル買いが先行し対ユーロでドルが上昇しました。ドル円相場は大きく振れず1ドル159.70円前後での推移となっています。

【OSE金標準先物　日足】

NY金8月限は前日比13.6ドル安の2330.8ドル。米ボウマンFRB理事のタカ派発言でドルが買われドル建て金価格は弱含みとなりました。国内のOSE金標準先物は前日比では横這い。今朝発会した2025年6月限は11938円でスタート。「米金利高止まり」発言からドルが強まりましたが、今週末発表される米PCE価格指数は低下する見通しで、インフレ率の抑制が確認されると年内利下げへのシナリオが強まりそうです。

【OSE白金標準先物　日足】

NY白金7月限は前日比15.4ドル安の986.4ドルで7営業日ぶりの反落。新たに中心限月となる10月限で前日比14.8ドル安の999.0ドル。対ドルでのユーロ下落が白金価格の下落につながっていますが、昨晩ユーロ売りドル買いが一巡後は反発しています。欧州ではフランスの政局が注目されています。極右勢力が台頭してきており30日国民議会選挙での第一回投票が行われ動向に注目。OSE白金標準先物6月限は5066円で新甫発会し10:33現在5102円と朝寄付きから上昇。5月からの下落の半値戻しを通過し上値をうかがう展開です。

 

 

 

 

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