金 NY取組増加続く

おはようございます。

米株式はまちまち。NYダウは低調な決算を受けて利益確定売りに押され続落し、前日比158.71ドル安の35921.23ドル。一方のナスダックは前日に売り込まれた反動から反発となり前日比81.576ﾎﾟｲﾝﾄ高の15704.281。S＆P500は前日比2.56ﾎﾟｲﾝﾄ高の4649.27で小幅に反発。債券市場はベテランズデーのため休場でした。

【NY金　日足】

【金標準先物　日足】

＜大阪取引所　投資部門別建玉内容　金＞

昨日の上昇で証拠金の見直しがあり、本日証拠金が引き上げされています。昨晩は債券市場が休場のため長期金利の動きなくやや材料に欠ける市場でした。NY金は中心限月12月限セツルメントは前日比15.6ドル高の1863.9ドルとアジア時間で推移していた水準にとどまっています。昨晩発表されている先週末時点の大阪取引所の投資部門別建玉内容では海外投資家の買いポジション拡大が確認できます。国内外ともに投機的な動きが上昇を主導しているとみられます。10日時点のNY総取組高も593,911枚と5営業日連続の増加となり、FOMC前から約86,000枚増加。チャートでは6月の1920ドル、1月の1960ドルに向かう展開が期待されます。

【NY白金　日足】

【白金標準先物　日足】

NY市場でも200日移動平均線に接近。これまで上値が阻まれてきましたが今月に入りNY白金市場でも取組高が徐々に増加傾向となっており、上抜けた場合の動きが大きくなることが予想されます。目下インフレヘッジとして「金」に投機的な動きがみられ「白金」にもこの動きが波及しつつあります。国内の投資部門別建玉内容では目立った変化はまだ見られないようですが、昨日は国内の白金市場では期先が上昇し逆ザヤ幅が縮小しています。期近～期中の買い因果玉を整理すると同時にまた一方で期先を買う動きが出ているように思われます。

 

 

 

 

 

 

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