金 1か月半ぶりの水準に

 おはようございます。

 

週末はエミンユルマズ氏講演のセミナーを東京会場で開催しました。人数を制限したかたちでの開催でしたが、ご来場の皆様には貴重なお時間になったのではないでしょうか？勉強熱心な方がとても多い印象のセミナーとなりました。ありがとうございました！

週末の米株式はイベントのない中、景気回復期待が続き続伸。金曜日に発表された中国1-3月期GDPも前年同期比18.3％増と過去最高の伸びとなったことも好感された様子。NYダウは前日比164.68ドル高の34200.67ドルの3日続伸で過去最高値更新。ナスダックは2日続伸で前日比13.58ﾎﾟｲﾝﾄ高の14052.34。S＆P500株価指数は2日続伸で前日比15.05ﾎﾟｲﾝﾄ高の4185.47で最高値を2日連続で更新。米長期金利は横ばい。

【金標準先物　日足】

週末からの2日続伸。期待インフレ率が維持されながら米長期金利が低下したことで米実質金利が低下しました。日足チャートでの一目均衡表の雲を上抜けたことで上昇トレンドを築けるか試されます。先週に中国が大規模な金の輸入を許可したことが伝えられています。4～5月には150トンほどが到着の見込み。中国は世界最大の金消費国ですが昨年からコロナ感染拡大によって国内需要が低下し輸入量も急減していました。中国でも経済の回復力は強く宝飾品や地金の需要は増加しており、これからも輸入量は増加してくる可能性がありそうです。

 

【白金標準先物　日足】

まだ上抜けとはならず。4200円台前半がコアレンジとなり持ち合い。米長期金利の低下が続いてきていることから貴金属全体が買い戻されているとみられます。今週、米国は経済指標発表などのイベントは少なく、代わりに欧州ではユーロ圏製造業・サービス業PMIの発表や、22日にはECB理事会が開かれます。

 

 

 

 

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