東京金 北朝鮮リスクは円高リスク

【NY金　日足】

昨晩の米朝会談中止で1,300ドルを回復しました。総取組高は減少していると見られますがおそらく買い戻しが多いと推測します。ドル金利上昇観測は緩み米10年債利回りが3％を下回ってきていることからドル高一服と見られますが、6/12・13に控える米FOMCもあり重しがしばらく残る状態で戻り売り傾向からはまだ脱していないと考えています。週明け28日は戦没者追悼の日で休場となります。来週個人所得・支出や米雇用統計の内容が今後の追加利上げペースの判断材料となるため、反発は限定されると見ます。予想レンジは1,310～1,270ドル。


【東京金　日足】

1,300ドル回復により反発。北朝鮮リスクはNY金にとっては“買い材料”かもしれませんが東京金にとっては”円高リスク”が高まります。遅行線が実線を割り込んであり現在値から反発すると約1～2週間は～4,600円あたりが実線の抵抗になってしまいます。時間的に上昇するには抵抗が多く、東京も戻り売りの流れを脱していないと考えています。五・十日の今日25日午後からのドル円はどうなるか？予想レンジは4,600～4,540円。

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