金 オミクロンの重症化リスク

 おはようございます。

週明け6日の米株式市場は先週までの急速な下落傾向が一巡し反発した様相。新型コロナ変異株「オミクロン」の感染拡大懸念について、米バイデン大統領の首席医療顧問を務める国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が「現時点で重症化の度合いはそれほど高くないようだ」と指摘したことを受けてリスク回避の見方が後退し米株式は買い戻されています。NYダウは前日比646.95ドル高の35227.03ドル、ナスダックは139.680ﾎﾟｲﾝﾄ高の15225.152、S＆P500は前日比53.24ﾎﾟｲﾝﾄ高の4591.67。

 

【金標準先物　日足】

週明け6日のNY金中心限月2月限は前日比4.4ドル安の1779.5ドルで小幅安。「オミクロン」株の重症化リスクに対する警戒感が薄れ長期金利が上昇したことで上値が抑制されましたが、今週発表される米消費者物価指数でのインフレ圧力の上振れに対する警戒や、米国が北京五輪を「外交的ボイコット」することを米バイデン大統領が伝えたことも下値サポートになっている様子。

【白金標準先物　日足】

週明け6日の米株式が大きく反発してスタートしたことで白金価格も反発。大阪取引所の白金標準先物は一時3366円（23:41）と直近の安値を更新しましたが、海外高・円安の動きを受けて夜間立ち合い時間で3437円（00:38）まで上伸。今朝は3436円（8:45）でスタートし3439円（8:59）をつけましたが、日中立会いでは勢いなく3430円を挟んだ推移となっています。週末までは重要経済指標が少なく米国債の入札を控えるのみでやや手掛かり難か…？

 

 

 

 

 

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