金 ドルインデックス高・米国コロナ感染拡大へ警戒

おはようございます。

米株式は続落。NYダウは前日比317.46ドル安の29080.17ドル。ナスダックも76.84ﾎﾟｲﾝﾄ安の11709.59で引けています。バイデン勝利の歓喜で始まった今週も勢いが息切れでご祝儀ムードが早くも後退してきている印象。コロナワクチン開発への期待を膨らませる報道の賞味期限も徐々に切れ、NYで小規模ロックダウンが実施されることで米国内で広がりつつあるコロナウイルスの脅威に市場は警戒しつつある様子でややリスクオフムード。

 

【NY金　日足】

中心限月12月限の高値は1883.0ドル（00:34）、安値は1860.7ドル（12日09:33）で上下の動きも縮小。セツルメントは前日比11.7ドル高の1873.3ドル。11日現在の総取組高は548,578枚でほぼ横ばい。今週初めのワクチン報道以降ドルインデックスはドル高傾向。長期金利も上昇していることから上値は重い展開。SPDR金ETF残高も1239.57トンと2日連続の減少で金市場のセンチメントは弱くなっているようです。

 

【金標準先物　日足】

週明けの急落後、上昇できず低空飛行。定員いっぱいで重量オーバーになっており、現在の機体では浮き上がることができない印象。機体に手（金融緩和・財政出動）を加えないことには自重で徐々に下がってくるイメージです。墜落へのデッドラインは…？？？。

 

 

 

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