昨晩トランプ大統領がTVのインタビューでFRBの利上げ方針に不満を表明。ドル高に対してもけん制。人民元を底値をつけていると発言。現在投機筋はドル高基調を強めていたため巻き戻されドルが売られました。「金」市場はメインではなくあくまで「ドル買い」商品についてくる『おまけ』のようなもので「金売り」がセットになっています。つまりNYが今の流れから反転するにはドル高基調の反転が必須となります。このきっかけが昨日述べたとおり昨年7月はイエレン議長の議会証言でしたが、今回のきっかけとなるのは何か？
今回のトランプ発言はきっかけになり得るかどうか？昨年7月安値10日の総取組高は479,667枚。7/18現在の総取組高は532,128枚です。予想レンジは1,250～1,210ドル。
【東京金 日足】
本日の終値次第では新値足も陰転し、MACDも再びデッドクロス。買い方にとっては正念場のところ。昨晩のトランプ大統領の発言は NYドル建て金の反発要因になり得ますが当然ドル安も伴いますので東京円建て金にとってはもうひとつ強力な買い材料が欲しいところ。トランプ大統領が「人民元」にも言及しており今朝からは対ドルで人民元は切り上がっています。貿易摩擦による不安が一時的にも解消されるとドル高反転も鮮明に・・・。ドル円はリスクオンなら円安にふれやすくなります。予想レンジは4,500～4,400円。
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