米上院案は減税一年先送り

おはようございます。

昨晩、米上院共和党から公表された米税制改革案では法人減税が2019年から実施と下院案の2018年実施からは一年先送りされる内容を盛り込んだものでした。今後上院案下院案のすり合わせ作業が必要となり税制改革法案成立に向けてやや不安の見方が出てきています。米株式は年内成立を期待する見方が強かったため失望売りを誘い反落。ＮＹダウは前日比101.42ドル安の23461.94ドル。株式同様にドル円も失望感からドル安円高の動きとなり113円前半まで下げました。米長期金利は横ばいで米10年国債利回りは2.34％。ただ失望感が強まれば低下しやすい環境。


昨日は日本株も激しい動き。日経平均株価は一時23382.15円の高値をつけた後、22522.83円まで急落。またその後持ち直しましたがオプションＳＱ絡みなのか、ポジション調整と思われる高いボラティリィでした。昨日財務省の発表によると10月中の外国人投資家による日本株投資は3兆4288億円。2014年以降単月で最高となっています。衆議院解散から選挙に向けての期間で買い進まれ、今月安倍政権発足から更に買い進まれていることは間違いありません。年末に向けて株価はどこまで伸びていくのか・・・。

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