早くも本日月末を迎えます。
米国連休明け、米株式は続落。NYダウは前日比50.81ドル安の21029.47ドル。個人消費支出の伸びは鈍化し、消費者信頼感指数も予想を下回り経済指標が概ね低調。ドル円は欧州各国の政局リスクが台頭し安全資産として円が買われることとなり一時110.67円までドル安円高が進んでいます。米長期金利は低下し、米10年国債利回りは2.21%。
今朝のFEDウォッチでは6月利上げ予想が91.2%に上昇。6月利上げはほぼ確実視されてきていますが、問題はその後の金利上昇ペース。9月追加利上げ予想は24.8%、12月では38.3%と低い水準の予想となっています。今後の経済指標などによる利上げ観測は「9月にするか」「12月にするか」「年内打ち止めか」が焦点。
【NY金 日足】
連休前の上昇の調整色が強い下げ。欧州政局リスクが下支え。じり高の展開は変わらずですが、遅行線が実線に交わっており目先の抵抗。抜けきれるかワンクッション入るか・・・。予想レンジは1,280~1,250ドル。
【東京金 日足】
利益確定の動きが強いのか4,500円をあっさり割り込んでいます。転換線・基準線がほぼ並行し、ボリンジャー中心線もやや上げの横ばいムード。とにかく4,500円台がまだ重たい・・・。予想レンジは4,520~4,465円。
【東京白金 日足】
南ア・ズマ大統領の解任動議で南アランドが売られ不安定となりドル建て価格も一段下落しましたが、解任動議は否決されとりあえずは混乱はおさまった模様。しかしまだ南アランドは切り下がったままの水準で推移しており反発にはまだ至らず。東京は下値切り上げの持ち合い。予想レンジは3,440~3,330円。
【東京ドバイ原油 日足】
先週のOPEC総会での協調減産合意に対してまだ失望感を引きずった様子。しばらく横ばいか。予想レンジは37,000~35,500円。
【東京ゴム 日足】
5/20時点の営業倉庫生ゴム在庫は入庫1,028トン出庫1,113トンで在庫合計は前旬比85トンの減少。また4,000トンを下回り低水準の在庫状況。
【東京とうもろこし 日足】
今週から作柄が発表されてきています。
作柄状況は「優」「良」の占める割合は65%で前年同期(72%)を下回っています。
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