商品先物取引　「切り札をさがせ」: 利食いたいのか仕掛けたいのか

おはようございます。

米株式は7日連続最高値更新。NYダウは20000ドル寸前、114.78ドル高の19911.21ドル。ナスダック総合指数も最高値を更新して51.29ポイント高の5463.83。いずれも閣僚人事や規制緩和期待などから上伸。ドル円は米FOMC声明を見極めたいとする見方から大きな動きなく115円台前半。米長期金利も横ばいで米10年国債利回りは2.47％。

【NY金　日足】

12月に入り40万枚を割り込んでからは大きな取組減少はなく横ばいペース。注目すべきは来年の金利見通し。急速なものとなるか緩やかなものとなるか・・・。昨年12月はゼロ金利解除となってからは「金」は逆に大きく反転しました。現在の取組高は昨年とほぼ同じ取組枚数となっています。予想レンジは1205～1135ドル。

【東京金　日足】

米FOMCで均衡が崩れるかどうか・・・。一目均衡表では雲のねじれ部分（先行スパン1と2の逆転）に入っていきますが、「金」はこのタイミングでは過去下に抜けるパターンが多く見られます。取組内容も正直良くはありません。ですが、NY金とドル円次第・・・。ややハンデがあることは踏まえながら・・・。予想レンジは4350～4190円。

【東京白金　日足】

下値サポートされながら上抜けにトライしてきています。3855円（8/12）から3091円（10/24）まで764円下げた1/2戻りは3473円。流れは上を向いていますが、「金」の重さが難点。しかし、貴金属上昇の流れになればスピードは一番早くなりそうですが・・・。予想レンジは3500～3310円。

【東京ドバイ原油　日足】

原油は株やドル同様にファンドの買いポジションが膨らんでいる点が懸念されます。大勢強い流れとみますが、今晩の米FOMCで目先材料出尽くしから利益確定の動きでポジション調整がされる可能性も否定できません。イベントリスクは避け下がった局面を狙うが吉。予想レンジは41200～37800円。

【東京ゴム　日足】