商品先物取引　「切り札をさがせ」: 相場はどうなるの!?

緊急告知！

今週末9月12日（土）、急遽セミナーを開催することになりました。
中国を発端とした株安、円高に巻き込まれてしまった商品相場に迷いを持っている方々は多いはず・・・。米雇用統計をうけてFOMCに向かっての展開は？弊社の投資アドバイザーたちが立ち上がり、これからの相場について語ります。

講師は・・・

田栗　満　　　「プラティニの相場観」

ご存知の方は多いと思います。セミナーでもたびたび解説していただきますが、白金相場を語る上では欠かせない人物。

石塚　行雄　　「CX-Cafe先物」

弊社若手アドバイザーの一人。冷静な相場判断で迷える投資家の方々をサポートします。講演の機会は今回が初めて。お楽しみに。

野川　佐知　　「いろはにほへと　商品先物ブログ」

紅一点。男社会と言える相場の世界に単身コミッションセールスで日々相場に立ち向かっています。男勝りの相場観をぜひお聞きください！

セミナーにご参加の方は弊社セミナーお申込みフォームか、または下記までご連絡ください。

おはようございます。
週末雇用統計発表後は株安・円高が進み、国内商品相場は大きく下落。
本日の中国市場はプラス圏でスタートしましたが、現在はプラスマイナスを行ったり来たり。先週までの流れでまだ株価・為替により国内商品は不安定な動き。

【今週の予定】

9月7日（月）	＜国内＞ 7月景気動向指数(14:00) ＜海外＞独7月鉱工業生産(15:00) 米国市場休場「Labor Day」
9月8日（火）	＜国内＞ 7月国際収支(8:50) 4-6月期GDP【改定値】(8:50) 8月景気ウォッチャー調査(14:00) 30年国債入札＜海外＞中国8月貿易収支米3年国債入札
9月9日（水）	＜国内＞ 8月マネーストック(8:50) 8月消費動向調査(14:00) ＜海外＞世界経済フォーラム(～11日大連) 米10年国債入札アップルがイベント開催(サンフランシスコ)
9月10日（木）	＜国内＞ 7月機械受注(8:50) 8月国内企業物価指数(8:50) 8月都心オフィス空室率(11:00) 5年国債入札＜海外＞中国8月消費者物価【CPI】(10:30) 中国8月生産者物価【PPI】(10:30) 米新規失業保険申請件数(21:30) BOE政策金利発表米30年国債入札
9月11日（金）	＜国内＞ 7-9月期法人企業景気予測調査(8:50) メジャーSQ ＜海外＞米8月生産者物価(21:30) 米9月ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(23:00) 米8月財政収支(12日 3:00)

週明け米国市場はレーバーデーでお休み（貴金属の電子取引はあり）。これからは9/16・17のFOMCの向けて利上げに関する憶測で相場が左右してきそうです。

【CFTC建玉明細　2015/09/01現在】

	ロング	ショート	ネット	総取組高
CMEドル円	68,023	83,578	‐15,555	273,205
NY金	182,753	110,068	72,685	410,274
NY銀	57,866	40,394	17,472	157,013
NY白金	49,080	24,497	24,583	69,973
NYパラジウム	19,140	13,324	5,816	28,619
NY原油	487,177	266,835	220,342	1,688,806
シカゴコーン	395,692	247,475	148,217	1,212,362
シカゴ大豆	163,177	132,461	30,716	656,453

商品のポジションはそれほど変化は見られません。大きく変化しているのは「ドル円」。今年4月のドル買い円売りﾐﾆﾏﾑだったポジションバランスとほぼ同じ。当面国内商品はこの為替に大きく影響されそうです。

【NY金　週足】

米雇用統計では非農業部門雇用者数の増加は市場予想を下回ったものの、失業率は改善、平均時給も伸びており9月利上げの可能性を残す内容になりました。市場はまだ今後を見極めているような小動きで判断が分かれます。CFTC建玉明細では大きな変化は見られず、また偏ったポジションでもないため当面はまだ小刻みな動きになりそうです。

【東京金　週足】