半期末、四半期末

こんにちは。

ギリシャ当局者がIMFへの返済は30日まではおこなわない意向を示し、デフォルト懸念が高まりました。期限は本日ですので、デフォルトの可能性が濃厚です。
また、6月期末ですのでそれによる動きもありやや変化が起きだしているように感じます。

【NY金　日足】

 ギリシャのデフォルト懸念度は今月でもピークに来ていると思われますが、動きは所詮こんなもの。リスク回避で大きく買われる可能性は低そうです。

【東京金　日足】

一目均衡表では雲に潜り込み、ボリンジャーでも-2σを下回り出しました。テクニカルで行けば売り相場の始まりです。ただ国内の値動きを見ていてもボラが低く、一般投資家の逆張り買いが入っています。まだ下値はそのまま追求していくべきと判断しています。

【東京白金　日足】

 本日安値が4253円までありましたが、先週の安値4235円には届かず。ファンダメンタルズでいけば、デフォルト懸念が高まっているので更に下げてもおかしくはありませんが、下値を割り込むどころか、現在は前日比プラスの動き。安値は先週の4235円か？夜間で当然試してくる可能性もありますが、6月期末ということもこの相場のポイントと考え、ツバづけ・斥候買いを入れてもいいのでは。

※[NY白金　月足]

 2001年の401ドル（10/2）から2008年のリーマンショック後の安値752.1ドル（10/27）にラインを引きその延長線上が現在では1050ドル前後になります。

※[NY白金　週足]

 2013年1295.4ドル（6/28）から1558.0ドル（8/27）まで262.6ドル上昇。そこから1058.6ドル（6/22）まで499.4ドルの下げでほぼ倍返し下げたあたりに今います。

【東京原油　日足】

レンジをキープできるか・・・。

【東京とうもろこし　日足】

 今朝発表されたクロッププログレス（6/28現在）は
［とうもろこし]
ｼﾙｷﾝｸﾞ率　　4％（--P）　　前年同期　4％　　過去5年平均　8％
作柄状況　　Very poor  2   Poor 6  Fair 24  Good 54  Excellent 14
[大豆]
進捗率　　94％（+4P）　　前年同期　95％　　過去5年平均　97％
発芽率　　89％（+5P）　　前年同期　93％　　過去5年平均　94％
開花率　　　8％（--P）　　前年同期　9％　　過去5年平均　9％
作柄状況　　Very poor  2   Poor 7  Fair 28  Good 52 Excellent 11



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お申込は弊社HPのお申込フォーム、または下記のお電話、メールでも結構です。

お電話　　0120-988-528

メール　　goto@okachi.jp

米雇用統計は7/2（木）

お世話になります。

先週末、セミナーにご参加いただきありがとうございました。残念ながらあいにくの雨の予報で外出を控えられた方も多かったようですが、セミナーの内容は参考になったのではないでしょうか。今朝の為替の動きは講師の方がお話したとおりの展開となり感心させられました。

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【今週の予定】

6月29日（月）	＜国内＞ 5月鉱工業生産(8:50) ＜海外＞ 米5月中古住宅販売仮契約(23:00)
6月30日（火）	＜国内＞ 5月毎月勤労統計調査(10:30) 政府が成長戦略「日本再興戦略」改訂版と経済財政運営の指針「骨太方針」を閣議決定する予定 ＜海外＞ ユーロ圏5月失業率(18:00) ユーロ圏6月消費者物価(18:00) 米4月S&Pケースシラー住宅価格指数(22:00) 米6月シカゴPMI(22:45) 米6月CB消費者信頼感指数(23:00) ギリシャ、IMFへの返済期限(約16億ユーロ)
7月1日（水）	＜国内＞ 6月調査日銀短観(8:50) 6月新車販売台数(14:00) 路線価公表 ＜海外＞ 中国6月製造業PMI(10:00) 米6月ADP雇用統計(21:15) 米6月ISM製造業景況指数(23:00) 米5月建設支出(23:00) 米6月新車販売台数 香港市場休場
7月2日（木）	＜国内＞ 6月マネタリーベース(8:50) 10年国債入札 ＜海外＞ 米新規失業保険申請件数(21:30) 米6月雇用統計(21:30) 米5月製造業受注(23:00)
7月3日（金）	＜海外＞ 米国市場休場(独立記念日の振替)

週末は米市場が独立記念日の振替があり連休になっています。

【CFTC建玉明細　2015/06/23現在】

	ロング	ショート	ネット	総取組高
CMEドル円	39,019	126,736	‐87,717	247,839
NY金	202,944	107,830	95,114	430,978
NY銀	74,254	58,697	15,557	200,273
NY白金	57,276	37,794	19,482	84,121
NYパラジウム	25,359	15,487	9,872	34,821
NY原油	480,001	152,568	327,433	1,650,025
シカゴコーン	384,495	430,808	‐46,313	1,427,005
シカゴ大豆	192,266	162,048	30,218	701,538

「金」はロングが増加し買い越し増加。ショートは若干の減少となっており取組が増えています。「ドル円」は円売りポジション増加。「原油」はほぼ変化なし。「大豆」「コーン」の穀物は値動きのとおりショートカバーが多く見られました。


【NY金　週足】

典型的な底練りが続いています。下値は固そうでも上に行くきっかけが掴めません。

【東京金　週足】

 基準線4646円がしっかりサポート。しかし、NYの動きから見ると現在の上昇は円安が支えています。ギリシャのデフォルトが大きく上昇させる要因にはならないのでは？

【東京白金　週足】

とにかく投資家総買いの状態です。上昇するときは商社・ファンドが買い戻しを迫られる時です。

【東京原油　週足】

本日の下げがそのまま続き今週陰線引けすると足が悪くなります。下抜けるか？ついていくにはしっかりと確認してから。

【東京とうもろこし　週足】

今週には6/30に全米四半期在庫、確定作付面積の発表があります。加えて6月末という期末を終えて相場がどう動いてくるか注目しています。

ギリシャ不安まだ消えず

おはようございます。

ギリシャ支援協議の行く末にはまだ不安感が残っており、過度な楽観的な見方が一旦冷やされたかたちで米株式は反落。NYダウは-178.00ドルの17966.07ドル。ドル円は124円台を回復していたものの継続したドル買いは続かず123円台まで舞い戻っています。ギリシャ支援協議は月末期限を迎えるさなか、本日日本時間午後１時より再開され、夕方4時以降ギリシャチプラス首相、IMFラガルト専務理事、ECBドラギ総裁、欧州委員会ユンケル委員長の会合が再開されます。

【NY金　日足】

 3日続落。ギリシャ問題の安堵感から下落してきています。しかし、まだ完全にデフォルト回避しておらず、まだ下げ切れません。

【東京金　日足】

下抜けできなかった4650円台を再度試してきました。先日4750円まで戻った分、内容は悪化していると思われます。フロアポジションで見ると4700円台で売りにいった向きの短期利食いが出ておりまだもち合いの様相。下抜ければ4600円割れもみれそうですが・・・。

【東京白金　日足】

 安堵感の広がりで買われています。6月末まで下値更新なければ期末要因も乗り越え戻る動きになるかもしれませんが、一般の買い越しはかなり膨らんでおり追随する動きが出るかは疑問が残ります。

【東京原油　日足】

 横ばいが続いています。レンジの動きと決め込めばこんなわかりやすい相場もありませんが、もち合いはいづれどちらかに放れますので、細かいレンジ内で狙うよりはやはり抜け出した方向についていく作戦がいいと考えます。昨日発表のEIA原油在庫は-490万バレルと市場予想を上回る減少幅でしたが、相場の反応は見られず。次の材料が必要なようです。

【東京とうもろこし　日足】

雲を抜け出しています。しかし、国内外ともに期末要因からショートカバーが出ている模様でファンダメンタルズには大きな変化はないように思われます。作柄悪化懸念も一部に囁かれていますが本番は来月7月の受粉期。ここでポジション調整によりショートカバーが出ればまた受粉期の天候良化から売り妙味もあり、天候相場豊作織り込み済みと考えるのは時期尚早。

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9月利上げ説 浮上

おはようございます。
昨日は関東では通勤帰宅時間にゲリラ的な豪雨に見舞われました。本日も今は天気がいいようですが、まだ大気は不安定のようです。

ギリシャ支援協議の進展やFRBメンバーのパウエル理事の発言から9月利上げの可能性が高まりドル高が進み123円台後半。株式も2日続伸してNYダウは+24.29ドルの18144.07ドル。長期金利は上昇して米10年物国債利回りは2.41％。

【NY金　日足】

ギリシャ協議は楽観的な見方になってきています。この1180ドル以下のところは先々週ファンドショートが増えたところになります。年内利上げが2回おこなわれるとの見方が再び浮上してきておりもう一段の下げが見込めるかどうか。

【東京金　日足】

上値取りきれず下を向きだして3日目。下支え要因が薄れてきており下げるならここで差し込んでもらいたいところ。

【東京白金　日足】

ギリシャ支援協議の前進に安堵感が広がっていますが、財政改革案を提出したギリシャはそれをギリシャ国内の議会で承認を受けなければならず、その成り行きにはまだ一喜一憂となります。フロアポジションは下がれば下がるほど買い越し残が増えてきています。一般投資家は買い、買い、買いが大半です。

【東京原油　日足】

 ギリシャ問題に注目が集まっていますが、イランの核協議についても月末が最終合意期限となっています。また、今週の米週間原油在庫の市場予想は210万バレルの減少で今朝未明発表のAPIからの発表は320万バレルの減少。

【東京とうもろこし　日足】

 チャートには逆らえず。どんなに豊作予想だろうが、ファンドが売り込んでいようが、テクニカル通りに上に走り出しています。月末の作付確定面積の発表までポジション調整が続いてしまうのか。

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ギリシャのデフォルト回避は・・・

おはようございます。
涼しい朝が続いていましたが、今朝は梅雨時期独特の生温い感じの朝。

ギリシャ支援協議の合意に向けた期待感からリスクオンの展開となりました。ギリシャは支援を受けるための財政改革案を提出。支援交渉に進展ありとして欧州株が軒並み上昇。米株式も反発してNYダウは+103.83ドルの18119.78ドル。長期金利も上昇して米10年物国債利回りは2.38％。

【NY金　日足】

 ギリシャ支援協議の進展で安全資産の魅力が低下して反落。1200ドルが結果、壁となり立ちはだかっています。1170ドル台で売り込まれたショートカバーでは1200ドルまでが精一杯の模様。

【東京金　日足】

今日を含めこの2日の下げで上値トライは厳しくなったように考えます。当面は4700円を挟み上下100円幅（4750～4650円）がレンジとなりそうです。

【東京白金　日足】

 昨晩はチャート底割れで安値は4235円まで下げ年初来安値を更新。ここまで来ると売りに行く一般の方はごくわずかで大半の一般投資家の方は買い辛抱の状態です。ギリシャ支援協議で今月末のデフォルト回避の動きで目先は切り返す可能性も出てきましたが、コワいのは一度切り返した後の底値確認する下げです。安値拾いは短期で考えたほうが無難です。

【東京原油　日足】

 上値は重く下値も浅く。5/8から本日まで33本目。3/19から5/8までの上昇相場の日柄が33本です。長引いたもち合い抜けは狙い目です。

【東京とうもろこし　日足】

先限上値更新。作柄はGoodとExcellentが71％で2P低下。買い戻されてきた様子ですが、受粉期はこれからです。

 今朝発表されたクロッププログレス（6/21現在）は
［とうもろこし]
作柄状況　　Very poor  1   Poor 5  Fair 23  Good 57  Excellent 14
[大豆]
進捗率　　90％（+3P）　　前年同期　95％　　過去5年平均　95％
発芽率　　84％（+9P）　　前年同期　89％　　過去5年平均　87％
作柄状況　　Very poor  2   Poor 6  Fair 27  Good 54 Excellent 11

 

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ギリシャ協議 今週大詰め

おはようございます。
日中は蒸し暑い日が続きますが、朝晩は露も降りるほど冷え込みます。体調を崩しやすい季節でもありますので気をつけましょう。

今週も引き続きギリシャ支援に関する協議の進展状況で一喜一憂する展開になりそうです。IMFへの返済期限が今月末に控えていますが、今週乗り越えても7月にはECBへの国債償還が待ち構えていておりなかなか一筋縄ではいかないようです。

【今週の予定】

6月22日（月）	＜国内＞ 5月コンビニ売上高(16:00) ＜海外＞ 米5月中古住宅販売(23:00) ユーロ圏緊急首脳会議 中国市場休場
6月23日（火）	＜海外＞ 中国6月HSBC製造業PMI【速報値】(10:45) 独6月製造業･サービス業PMI【速報値】(16:30) ユーロ圏6月製造業･サービス業PMI【速報値】(17:00) 米5月耐久財受注(21:30) 米5月新築住宅販売(23:00) 米2年国債入札
6月24日（水）	＜国内＞ 通常国会会期末 ＜海外＞ 独6月Ifo景況感指数(17:00) 米1-3月期GDP確定値(21:30) 米5年国債入札
6月25日（木）	＜国内＞ 2年国債入札 6月末権利取り最終売買日 ＜海外＞ 米新規失業保険申請件数(21:30) 米5月個人所得･消費支出(21:30) 米7年国債入札 EU首脳会議(～26日)
6月26日（金）	＜国内＞ 5月家計調査(8:30) 5月失業率･有効求人倍率(8:30) 5月全国消費者物価【CPI】(8:30) 3月期決算企業の株主総会集中日 ＜海外＞ 米6月ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】(22:55)

ユーロ圏での会合が中心になりそうです。

【CFTC建玉明細　2015/06/16現在】

	ロング	ショート	ネット	総取組高
CMEドル円	64,760	145,424	‐80,664	262,329
NY金	191,053	115,330	75,723	415,718
NY銀	67,315	51,643	15,672	191,774
NY白金	59,094	35,778	23,316	82,478
NYパラジウム	25,801	13,490	12,311	33,684
NY原油	484,932	157,799	327,133	1,652,013
シカゴコーン	408,168	473,546	‐65,378	1,456,360
シカゴ大豆	193,515	213,427	‐19,912	737,549

「金」「原油」は買い越し若干増加。「ドル円」はドル買い円売りが大きく縮小。穀物は顕著に「大豆」が降雨による作柄悪化懸念で売り越しが減少 し、逆に「コーン」は売り越し増加。


【NY金　週足】

二週続けて陽線。ギリシャのデフォルトリスク、米金利引き上げが緩やかなペースになるとの見方から戻りやすい地合いのようです。ただまだ強力に買われ出すような兆候は見られず、もち合いの様相。

【東京金　週足】

 二週続いた陰線から切り返し週末値ベースで上値を切り上げました。ドル円の後押しがないと更に大きく上昇するのは難しいと考えられますが、下値はしっかりサポートされているテクニカル。今週も仮に上値更新での陽線引けとなるようなら注意が必要か。

【東京白金　週足】

先週で週足陰線が4本続きました。当然底を打ったとはまだ言い切れず、今週も陰線引けとなると更に内容が悪化します。一般投資家の方々はほとんど買いにまわっている様子で苦しい展開。買い越し枚数も減るどころか若干増加しています。今週ギリシャ支援協議は大詰めで底抜けになるのか切り返すのか・・・。

【東京原油　週足】

もち合いのなかで一進一退。先週発表された米石油掘削リグの稼動数は-4基の631基で28週連続の減少。ただ米シェールオイル生産についてはだいぶ織り込まれていることもあり、上抜けには需要面での材料が必要のようです。

【東京とうもろこし　週足】

先週懸念されていた降雨は今週回復する見込み。受粉期も迫ってきており天候相場のクライマックスを迎えます。CFTCでは依然として投機玉の売り姿勢はまだ強く売り越し増加。国内ファンド機関店では7月限に売玉を乗り換えながら売り越し枚数を縮小させていますが、それでも現在5000枚強の売り越し残です。

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ギリシャ問題はギリギリまで

おはようございます。
梅雨前線がど真ん中で降ったりやんだりの悪天候です。

ユーロ圏財務相会合ではギリシャ問題に関して合意に至らず。IMFラガルド専務理事は返済期限である今月30日までに返済がなければデフォルトになると強硬な姿勢でギリシャに対して財政改革案を受け入れるよう迫っています。ギリシャの出方次第。

【NY金　日足】

 6/1以来1200ドルを回復。ギリシャのデフォルトリスクが高まり買われてきたそうです。ただここまでの上昇だけではまだ流れを変えるのは難しく、もう一段の上げが必要と思われます。ユーロ建て「金」はレンジ上限。

【東京金　日足】

買い方値洗いが回復してきて4794円（6/2）の高値を試しにいく流れ。ただ6/2とは違い円安による後押しはなくやはり逆張り志向が多いようです。

【東京白金　日足】

突っ込んでも切り返しが弱いです。ギリシャ協議が進まず、このまま月末あたりまでゴタゴタが続くのでしょうか？。デフォルトになればそれで終わりですが、それを避けようとしてお互いが意地を張り合っています。立場上どちらも折れることができないため、解決案は最後の最後までもつれる事になりそうです。アヤ戻しのみで相場が転換する気配がありません。

【東京原油　日足】

米原油在庫の減少は続いていますが、需要が伸びていないこともアタマが重い要因です。きっかけ待ちでしょうか。

【東京とうもろこし　日足】

ファンドが売り玉を乗り換えていますが差引ではポジションを縮小させている様子で、これが国内を下支えしています。シカゴの降雨による作柄悪化懸念は主に「大豆」であり入電では引き続き大豆は懸念材料として堅調さが見えますが、引っ張られていた「コーン」「小麦」に関しては今日はついていってない動きになっています。今だ売りポジションで考えています。

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 また私どもが日頃セミナーでお世話になっている小次郎講師の小次郎講師スペシャルレポート（6/16号）を今回一回に限り、ご希望いただいた方に無料で進呈いたします。ご希望の方は

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