2010年4月16日金曜日

米国3月住宅差し押さえ件数

 前月比19%増と05年1月の調査開始以来最悪の差し押さえとなったようです。金融機関が不良債権の最終処理に向け積極的に手続きを進めたことが背景にあるようです。以前からも指摘していますが、今回の世界的な大不況はアメリカの住宅バブルの崩壊によってもたされたもの。ここの回復なくして、世界的な本格回復はないと見ています。しかし足元のマーケットはそんなことはどこ吹く風。バーナンキの低金利維持か、出口戦略に踏み切るかに焦点がある。イメージとしてボクシングに例えると、前者がボディーへのパンチで、後者は顔面へのカウンターパンチ。確かに顔面へのカウンターパンチのほうが見ているほうは楽しいが、楽しさの裏っかわで目に見えないダメージがジワジワと効いてきて、気付いた時には手遅れとなってダウン。あとはテンカウントを待つのみ。KOにならなければよいが。



 上のようにならないためには、早いうちにTKO(テクニカルノックアウト)しなければならないと思います。致命傷になる前に止めてあげないと。レフリーであるオバマが、金融規制を骨抜きにならない形で作り上げること。そして、JPM(JPモルガン)の決算でもそうでしたが、簿外で運用していたやばい債券のことについてはスルーされていました。膿を出さなければ何の解決にも至らないと。それが自然の摂理なのでは。癌はがん細胞を取り除かないと治らないように。

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