2021年1月6日水曜日

金 米実質金利低下

 おはようございます。

米株式は3指数とも反発。NYダウは前日比167.71ドル高の30391.60ドル、ナスダックは前日比120.51ポイント高の12818.96、S&P500種株価指数は前日比26.21ポイント高の3726.86。ISM製造業景況指数が60.7と前月から改善しており2018年8月以来2年4か月ぶりの高水準を記録したことが株式市場を下支えしたようです。またOPECプラスが2月以降減産規模の縮小をわずかなもの大幅な減産縮小を見送り、サウジアラビアが自主的な追加減産を実施することを表明したことでWTI原油価格が一時50ドルを回復。原油価格の上昇が主にエネルギー株を押し上げました。これにより期待インフレ値が上昇しており長期金利も米10年国債利回りは0.96%まで上昇。米実質金利が低下することになり対主要通貨でドル安も進んでいます。

 

【NY金 日足】

中心限月2月限は前日の高値を更新し前日比7.8ドル高の1954.4ドルのセツルメント。高値は1957.0ドル(4:30)まで達し、今朝の日本時間開始後に1959.0ドル(8:05)をつけています。米実質金利は昨年8月の最低値まで低下しており金価格だけでなく、株価などを押し上げている要因とみられます。新政権樹立を睨んでのものなのかドルインデックスの投機売りも進んでおりどこまでドル安が進むか?ただ投機筋ポジションのドル売りも膨らんできていることから巻き戻す可能性も考えておく必要があります。日足チャート上は上向きのベクトルですが、ジョージア州の上院議員選挙の行方はどうなるか?で一時的な乱高下するきっかけにもなり得るので注視。

<米実質金利と金価格>



 

【金標準先物 日足】

国内円建ても一目均衡表雲を上抜け、買方の値洗いも大きく改善してきています。ただ昨日の国内取組高の増減をみると総取組高が50000枚を下回り減少しています。高値因果玉の整理が進んでいるとみられますが、逆に言えば反落しづらくなる展開と考えます。ドルの巻き戻しが反落リスクになるとみられますが、それまでは徐々に水準を切り上げる展開か?

<CFTC建玉明細 ドルインデックス投機筋ポジション>




 

 



 

 

 

 

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