2021年1月7日木曜日

金 ジョージア州上院選で民主党勝利の『ブルーウェーヴ』

 おはようございます。

昨晩の米株式は米ジョージア州上院議員選の行方で明暗を分けた動き。NYダウは前日比437.80ドル高の30829.40ドル。民主党が大統領、議会両院の過半数を選挙で獲得したことから民主党の政権運営が進む見通しが強まりました。大型インフラ投資への期待も強まり3営業日ぶりに史上最高値を更新。一方ナスダックは前日比78.17ポイント安の12740.79。民主党政権では規制強化でGAFAなどの巨大IT企業の解体が促される見通しからハイテク株が売られています。S&P500種株価指数は21.28ポイント高の3748.14。なお、米上下院合同本会議がおこなわれた米議会議事堂に多くのトランプ支持者が抗議活動で侵入しワシントンでは夜間の外出禁止令が発令される前代未聞の事態に発展。発砲や爆発物がみつかるなど抗議活動が過激化しており、米国内の分断が不安視されます。


【NY金 日足】

ジョージア州上院選の行方を見ながらの展開。日本時間夕方には2名のうちワーノック氏の当確が伝えられると上院での民主党勝利の可能性が高まり大規模な財政出動期待からドル安株高の展開で1962.5(19:13)の高値まで上伸。しかし米長期金利(米10年債利回り)が1%を超える金利上昇となってきたことでドルが一転ドル高の動きとなり金価格は反落。欧州時間からNY時間にわたって下げ足を強め1902.6ドル(1:14)まで下げました。ただその後は国債増発懸念が下支えしたかたちで中心限月2月限セツルメントは前日比45.8ドル安の1908.6ドルで本セッション終了。現在日本時間では1921ドルに戻しています。『ブルーウェーヴ』になることで米民主党の財政拡大政策は金にとっては買い材料ですが、目先は投機的なドル安ポジションが先んじて織り込んでいたこともあり出尽くし感がありそうです。一時的なポジション調整によるドル高の動きが昨晩も出ておりやや足踏みか…?1900ドルを維持できるか?1900ドルを割り込むと1850ドル前後までの調整は見ておくべきと考えます。

 

【金標準先物 日足】

円建ても6500円に迫りましたが6488円(19:13)で失速。反落後6334円(2:36)まで高値から154円の大幅下落。日足新値足での陰転値となる6350円を一時下回りましたが夜間終了時には6381円まで戻り、今朝の寄付き後も6380円前後中心値に横這い推移となっています。株式市場は『ブルーウェーヴ』を好感しリスクオンの流れですが米長期金利(米10年国債利回り』が1%を超えたことで対主要通貨では金利差拡大によるドル高の動きも散見される動きとなっており米実質金利低下の動きが鈍くなります。目先反落を警戒するところと見ています。

 

 



 

 

 

 

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