2021年1月5日火曜日

金 米実質金利下落に連動

 おはようございます。

米株式は3指数とも反落。NYダウは前日比382.59ドル安の30223.89ドル、ナスダックは前日比189.83ポイント安の12698.45、S&P500種は前日比55.42ポイント安の3700.65。アジア時間から欧州時間にかけては年明け期待インフレ値の上昇からリスクオンの展開となりドル安が進行。株式も時間外で上伸しNY時間開始後も買いが先行する展開でしたが、英国がコロナ感染拡大で警戒レベルをレベル5に引き上げる措置が発表されると市場に警戒感が広がり反落。一転ドル安からリスク回避のドル高の動きとなり、株式市場やコモディティー全般が反落。また5日に控えるジョージア州決選投票では民主党勢の支持率上昇からゴルディックスと言われた上院での共和党勝利による「ねじれ議会」ではなく『ブルーウェーヴ』の可能性も高まっており不透明感から売りを誘ったともみられています。


【NY金 日足】

日足チャートでは一目均衡表雲を上抜け買い方の勢いが強まります。合わせてSPDR金ETF残高は年明け急増。バイデン政権成立が近づき期待インフレ値が上昇しており米実質金利は下落。金ETF急増の動きも11月から減少しリバランス調整を終え再びポジションを取りつつある流れではないかと考えています。中心限月2月限の高値は1948.7ドル(00:01)まで達しており1950ドルは寸前。ジョージア州選挙でこれまでのコンセンサス通り上院で共和党が過半数維持となれば上昇期待が強まりそうですが、民主党勝利となると一時失望を誘うかもしれません。ただこれまでも様々な材料をリスクオンに解釈されてきていますので上昇基調は変わらないのでは?


<SPDR金ETF残高>

<米実質金利とNY金価格>




【金標準先物 日足】

国内チャートでも一目均衡表雲を上抜けつつあります。バイデン政権成立は期待インフレ値を押し上げており米実質金利下落とドル安を誘引しています。約3か月半の調整からの立ち上がりになっている可能性がありますので段階的に上値トライが期待できると考えます。

 

 

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