11日の米株式は主要3指数が大幅高。トランプ米大統領がイランへの攻撃計画を中止したと表明したことを受けて上げ幅を拡大しました。NYダウが前日比929.97ドル高の50848.75ドル、ナスダックが前日比640.158ポイント高の25809.659、S&P500は前日比127.31ポイント高の7394.30。米国とイランが一時的な停戦で合意した4月8日以来最大の上昇率でした。またトランプ氏はその後、ホワイトハウスで記者団に対し、米国とイランは早ければ今週末にも和平合意に署名する可能性があり、これによりホルムズ海峡を通る船舶の往来が再開されるとの見方を示しています。長期金利は低下し、米10年国債利回りは4.46%。米国時間でドル円は160円台を割り込んでいましたが、日本株も大きく反発し、本日のアジア時間では再びリスク選好でドルは買われています。「攻撃が長期化する可能性が高まればドルにとっては大きなプラス材料になる一方、和平合意で事態が急速に収束する可能性が意識されれば、株式などのリスク資産への選好が高まり、ドル相場に下押し圧力がかかる」というのが、現在のコンセンサスとなっています。なお、注目されているスペースXは、今晩ナスダックでの取引を開始する予定。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】11日のNY金8月限はトランプ米大統領がイランへの軍事攻撃計画を中止したことで、原油高によるインフレや金利上昇への懸念が和らぎ、金相場は上昇。前日比19.3ドル安の4114.0ドルとセツルメントベースでは5営業日続落でしたが、昨日日本時間でつけた4046.2ドルを安値に反発し、本日のアジア時間帯で4200ドル台を回復し、一時4267.8ドル(7:57)をつけています。日本時間日中は朝から軟調な展開となり日本市場終値時間(15:45)では4197.8ドルの水準。OSE金標準先物4月限は前日比454円高の22010円で取引を終えています。直近の戻り高値24148円(6/1)から昨日安値21232円まで9営業日で2916円の値下がり幅で、買い方には苦しい展開となりましたが、一部整理商いもみられ、反転した様子。NY金では急落した10日の総取組高は336,535枚と前日から3,865枚増加しており、新規売り込みと同時に安値拾いの手口も出ていたとみられます。来週に米FOMCを控え、今後は新任のウォーシュFRB議長による金融政策方針が注目されることになりそうです。
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