2022年6月30日木曜日

金 ドル円1998年以来24年ぶり 1ドル137円

おはようございます。

米株式は方向感のない値動きでしたが、大幅安の反動から消費関連株などが買われNYダウは3日ぶりの反発となり前日比82.32ドル高の31029.31ドル。ナスダックも米長期金利で下支えられましたが前日比3.647ポイント安の11177.893。S&P500は前日比2.72ポイント安の3818.83で取引を終えています。米1-3月期GDP確報値は個人消費が1.8%増(改定値3.1%増)と大幅に下方修正されたことが要因となり1.6%減と改定値1.5%減から小幅に下方修正されましたが、株価への影響は少なかったようです。また米パウエルFRB議長はECB主催のシンポジウムに参加し討論会の場で景気後退リスクよりもインフレ抑止を優先させる姿勢を改めて強調しており、緩和政策を継続する日銀との違いから日米金利差が拡大していくとの見方が広がってドル高円安が進みドル円は一時約24年ぶりとなる137.0円(22:48)をつけています。

【金標準先物 日足】

NY金8月限は前日比3.7ドル安の1817.5ドル。米GDP確定値が下方修正されたことでリセッションへの警戒から安全資産として買いが入る一方で、ドルが対ユーロで上昇。ドル高が割高感を生み上値も抑えられた動きとなりました。円建て価格においてはドル円相場が24年ぶりの1ドル137円を試したことで押し上げられ高値は8018円(22:33)をつけています。前日にG7でロシア産原油価格の上限を設定することで同意しましたが、逆にロシアが拒んだ場合は供給逼迫感が強まり、またロシアからの供給減少をサウジなどでは補いきれないとの見方も強く、昨晩の米週間在庫統計で原油在庫の切り崩しが明らかになると原油価格が一時114ドルまで急騰、買い一巡後は利益確定の動きから109ドルまで急落しましたが、原油価格の不安定さも金価格に影響したと思われます。円建て価格は三角持ち合いの様相ですが、SPDR金ETFが昨日も保有残を7営業日連続で減少させており、NYチャートはやや下値模索の動きになってきているような印象。円建て価格はドル円相場が支えています。

【白金標準先物 日足】

ドル建て価格は900ドルを維持、円建て価格もボリンジャー中心線4023円近くまで反発してきました。遅行線は実線ローソク足上を維持しており持ち合いながら買い方の優勢を保っているとみられます。下値は底堅い印象。

 

 

 

 

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