2010年9月28日火曜日

本当の過ちとは

 沖縄県の尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件で、石垣海上保安部が公務執行妨害容疑で逮捕した中国人の其雄船長について、那覇地検は25日未明、国民への影響や日中関係などを考慮した上で、29日の拘置期限を前に処分保留のまま釈放した。

 先日、ブログでも指摘したがあのタイミングでの釈放はベストだったと思う。
                     ↓↓
     http://okachi5.blogspot.com/2010/09/blog-post_3.html

 しかし、本当の意味での過ちは、那覇地検が、国民への影響や日中関係などを考慮した上での釈放だと会見したこと。なんで、船長は囲まれてパニックになってしまって犯意はなかったと言わないのか。日中関係を考慮した上でとしてしまえば、中国と同じ土俵に立っていることの表明でもあるし、その上釈放するとなればそれこそ圧力に屈したと印象付けてしまう。

 結果、釈放のタイミングはベストだったが釈放の仕方がワーストだった。

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