2010年5月17日月曜日

サルコジ必死のワケ

 欧州連合(EU)の最大90兆円のユーロ防衛策を巡り、7日のユーロ圏首脳会議で、フランスのサルコジ大統領が自国がユーロから離脱する可能性をちらつかせながら、対策に消極的なドイツのメルケル首相に協力を強く迫ったそうです。
 サルコジ大統領は机をこぶしでたたきながら「(防衛策は)すべての国が関与すべきだ」と強調し、「それができないなら、フランスはユーロに対する態度を考え直さなければならない」とユーロ離脱の可能性を示唆したという。以前にも、当ブログでも指摘したが理由は簡単、

・ギリシャに貸し込んでいる国ベスト3

1位、フランス 750億ドル

2位、ドイツ   450億ドル

3位 イギリス 150億ドル
 
 そして、ギリシャ以外にもフランスは貸し込んでいる。例えば、
 
・アイルランド→600億ドル
 
・イタリア→5110億ドル
 
そりゃー机を叩きたくなる気持ちも分からなくはない。ドイツも貸し込んではいるがフランスほどではない。逆に、ユーロ不安によって安くなるユーロを、輸出国であるドイツは喜んでいるのでは?

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