2010年5月17日月曜日

そ~いえば、ドバイショックは?

 去年、一瞬ヒヤッとさせられたドバイショック。ドバイの象徴的企業である政府系投資持ち株会社「ドバイ・ワールド」と、その不動産子会社「ナヒール」の債務返済を一時凍結(債務支払いの半年間の猶予を要請した)としたことで沈静化させた出来事。2社の債務は約590億ドルですが、ドバイ政府関連の債務総額は800億ドルと報道されています。これらの資金は日米欧の金融機関が融資していますが、約4割はイギリスの大手銀行(バークレイズ、RBS,スタンダードチャータード、HSBCなど)が抱えています。ドバイショックの震源は、ドバイではなく欧州の金融機関。

 債務支払いの半年間の猶予ということは、去年の11月25日にドバイ政府が、債務返済繰り延べを要請すると発表したので・・・ましてや、このタイミングで

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