2010年2月26日金曜日

今週1週間でわかったこと

①個人消費の悪化

                  予想  今回

 ・消費者信頼感指数    55   46

  *GDPの7割が個人消費が占めているアメリカ。消費がないことがわかる。


②住宅関連指数の再悪化
                        予想     今回                                                                                       
 ・S&Pケースシラー住宅価格指数   変わらず  -0.2 
   (主要20都市の前月比)                                                                           予想     今回

 ・新規住宅販売件数     35万件   30.9件

  *世界金融危機・世界同時不況を引き起こした根本である住宅バブルの崩壊。その住宅価格が回復どころかまた下げ始めている。ここの回復なくして景気回復なしと当方では考えております。                                                                                                          

③雇用の改善見られず   

                      予想       今回

 ・新規失業保険申請件数   45万5000人  49万6000人

  *職がある人でさえ所得が減ってしまって、お金を消費にまわせない。もちろん職のない人はなお更です。モノの消費・住宅を買える筈がない。

  【今週1週間でわかったこと】

   消費ない・住宅価格の回復みられない・雇用ない。これがアメリカの実態です。景気回復に欠かせないものがないのです。輪転機をフル稼働させばら撒いたマネーの効果が徐々に薄れて化けの皮が剥がれてきているようです。やっぱり、剥がれ落ちて偽物とばれてしまう金メッキより純金がいいなと感じる今日この頃。

 

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