2023年3月20日月曜日

金 UBSグループがクレディスイスを買収

週末の米株式は金融システムへの不安でリスク回避の動きが強まりました。大手11行からの資金支援が決定した米ファースト・リパブリック銀行の株価も大幅に下げ、投資家心理が悪化。NYダウは前日比384.57ドル安の 31861.98ドル、ナスダックは前日比86.763ポイント安の11630.513、S&P500は前日比43.64ポイント安の3916.64。欧州ではクレディ・スイスに対しドイツ銀行など大手4行が取引を制限していると伝えられたことも投資家心理を圧迫しています。またクレディ・スイスの買収が協議されていることも嫌気されました。
週明けアジア時間でスイス金融大手UBSグループがクレディ・スイスグループを30億スイスフラン(約4250億円)で買収し、スイス政府がUBSに対して90億フランの資金提供を保証することを合意されたことが伝えられるとリスク回避の動きがやや後退して動きに。

【金標準先物 日足】

週末のNY金4月限は前日比50.5ドル高の1973.5ドルのセツルメント。米中堅銀行に始まりクレディ・スイスを巡る金融セクターへの信用不安が「質への逃避」の動きを強めています。また新たな資金供給策で米FRBのバランスシートが急拡大しており、米債務上限問題への影響も懸念されます。週末18日夜間立ち合い終値は前日比156円の大幅高で取引を終了。今朝の日中立ち合い寄付きはUBSグループによるクレディ・スイス買収の報道でリスク回避の動きにやや安心感が戻り前日比144円高の8369円でスタート。寄り付き直後は買いが優勢となり一時8390円(9:29)まで上伸しましたが、高値警戒感もあり13:50現在8350円を下回る水準での値動きとなっています。先日指摘した8098円(1/25)から7804円(2/13)までの下げ幅294円/gの倍返しに当たる水準が[8392円]でほぼ達成で一旦の節目と意識されるかどうか?注目は22日の米FOMCとなります。

【白金標準先物 日足】

NY白金4月限は前日比1.5ドル安の978.6ドルでほぼ変わらず。金融システムへの不安により景気を冷え込ませる懸念が強く原油や非鉄金属などのコモディティーは低調な動きとなりやすくなっています。「金」との連動性は現在逆相関。

 

 

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