2023年1月6日金曜日

金 米労働市場ひっ迫で米利上げ長期化の観測強まる

おはようございます。

昨晩の米株式は米金融引き締めの長期化観測が強まり反落。NYダウは前日比339.69ドル安の32930.08ドル。ナスダックは前日比153.52ポイント安の10305.24、S&P500は前日比44.87ポイント安の3808.10。12月のADP雇用者数は23.5万人と市場予想の14.9万人を大幅に上回り、また新規失業保険申請件数も減少して米労働市場の強さが示されています。ターミナルレート予想は7月に5%を超える水準まで上昇しドル円も一時1ドル134.05円(00:36)までドル高円安が進んでいます。

【金標準先物 日足】

夜間立ち合い中、ADP雇用者数の大幅な増加を受けてドルが急騰。OSE金標準先物は一時7902円(22:33)まで上伸し、11/24以来の7900円台に乗せましたが、ドル高によるNY金の反落もあり上値は抑えられ、その後7836円(02:24)まで下落。今朝の日中立ち合い寄付きは前日比31円安の7843円で始まっています。今週発表されている雇用に関する指標においては労働市場の堅調さが示されており、今晩の米雇用統計においても強い内容が予想されます。ただこれまでタカ派筆頭だった米ブラード・セントルイス連銀総裁は2023年にはインフレは緩和するだろうと発言するとドル安に転じる動きとなりNY金価格の下値を支えました。現在ターミナルレート予想が5%に達しているためドル高一杯の水準で今後は再度円高ドル安の動きが予想されるものの、NY金への資金流入の兆しが出てきており1900ドル越えをうかがう展開が予想されます。

【白金標準先物 日足】

新興国市場へドルが流れ始めている傾向がみられ、NY白金はドル安を背景に堅調な動きになることが予想されます。ドル円は円高ドル安への警戒が必要ですが、海外高で相殺し円建て価格は緩やかに上昇していく展開が予想されます。


 

 

 

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