2022年10月14日金曜日

金 米株価CPI後に急反発

米CPIは前年同月比で+8.2%(予想+8.1%前回+8.3%)、前月比で+0.4%(予想+0.2%前回+0.1%)と市場予想よりも強い内容となりました。米長期金利は10年国債利回りで4.080%まで上昇しドルが買われました。しかし、ドル円では1998年8月の147.66円に達し147.67円となると介入警戒感が強まり146.48円まで一時急落。激しい値動きを見せましたが日本時間では再び円安ドル高の動きが強まり147.40円台まで円は下落。一方米株価は米CPI発表後には急落をみせましたが、材料出尽くし感からか決算発表を控える前で中長期視点から値頃買いが広まり、米長期金利も4%でピークアウトすると買戻しが進んだようです。NYダウは827.87ドル高の30038.72ドルで安値から1300ドルを超える上昇。ナスダックは前日比232.054ポイント高の10649.152、S&P500は前日比92.88ポイント高の3669.91と7営業日ぶりの急反発。

【金標準先物 日足】

OSE金標準先物は先限8月限は前日比45円高の7889円で引けました。昨晩の夜間立ち合いで米CPI発表後は急落し、介入警戒の円高ドル安の動きも重なって前日比93円安の7551円(22:45)まで値下がりしましたが、その後は米長期金利上昇が一服し低下していくとNY金12月限も急落した1650ドル台から1670ドル台を回復し、またドル円もすぐに147円台を回復するなどで往って来いの展開。本日の日本時間でもドル高円安基調が強まりじり高の展開で取引を終えています。日本の政府日銀の円買い介入への警戒、また不安定な英国の政局不安による英国債売り(ポンド売り)への警戒がリスクになるとみられますが、米長期金利の4%が節目になっているとみられます。売り材料(金利上昇)に警戒が強かっただけに逆に下げにくくなり、買い材料への反応が今後大きくなる可能性は強いとみられます。

【白金標準先物 日足】

OSE白金標準先物は前日比106円高の4108円で取引を終え、直近終値高値4103円(10/7)を超え新値足では高値更新し陽線3本目。昨晩は3966円(22:41)まで急落したものの、そこから急落の数倍となる142円反発して終わっており堅調さがうかがえます。米株式は下げへの警戒感から解放されたような反発で急上昇しリスク選好の動きとなる中で白金は景気商品として素直に反応した印象です。直近高値4140円超えにトライとなれば4300~4200円が視野に入ってくるか…?


 

 

 

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