2022年7月21日木曜日

金 日銀金融政策決定会合とECB理事会

おはようございます。

米株式は好調な企業決算を好感して続伸。NYダウは前日比47.79ドル高の31874.84ドル、ナスダックは前日比184.504ポイント高の11897.651、S&P500は前日比23.21ポイント高の3959.90。来週のFOMCを控えて一時1%引き上げが予想された利上げ観測は後退していることで安心感を取り戻していますが、依然世界的な景気後退への警戒は根強く小幅高にとどまっています。米長期金利は2年債利回り3.236%、10年債利回り3.030%と逆イールドが続いており将来のリセッション(景気減速)を示唆している状態です。21日本日は日銀金融政策決定会合を控え、アジア時間から金融政策現状維持が予想されている会合後を先取りする「円売り」の動き。また欧州ではECB理事会での11年ぶりの利上げが予想されているほか、先週11日から供給が停止されているロシアからドイツへのガスパイプライン「ノルドストリーム1」が供給停止の期限を迎え、供給再開についての行方が注目されています。

【金標準先物 日足】

NY金8月限は前日比10.5ドル安の1700.2ドル。一時1700ドルを割り込み1690.1ドルの安値をつけました。ECB理事会が注目される欧州ではイタリアの財政悪化・政情不安が懸念されています。前ECB総裁のドラギ伊首相が連立政権の再建を試みているもの複数の政党から支持されず政権崩壊の危機に直面していることもユーロ安の要因に。またガスパイプライン「ノルドストリーム1」について21日に定期点検が終了する予定ですが、ロシアのプーチン大統領は修繕されたタービンについて品質的に疑問視するなど、供給再開について不安が拭えず。国内は昨晩7493円(5:01)の安値をつけ5/27以来の7500円割れを試してきています。取組上からは短期的な投機売りが下げを主導しているとみられますが、来週FOMCが控え商いが薄い中での動きとなっておりボラティリティが高くなる恐れも。

【白金標準先物 日足】

ユーロ安とともに売り込まれてきている白金も買戻しの兆候も出てきたように思われましたが、ユーロ不安、景気後退リスクなどで上値がまだ重い状態。NY市場においては投機筋の売り込みが目立ちますが、商業筋では買い越しに回ってきている様子がうかがえコスト面での下支えがあると予想しますが、投機的な短期売買による下振れはまだ警戒が必要か?

 

 

 

 

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