2022年5月24日火曜日

金 ETF残高回復傾向

おはようございます。

米株式は反発。5月からの大幅な下落からの反動の動き。金融株のひとつが買われた点や中国の関税見直しについて米バイデン大統領が言及したことも買いにつながったようです。NYダウが前日比618.34ドル高の31880.24ドルと大きく値を伸ばし、ナスダックも前日比180.658ポイント高の11535.275、S&P500も前日比72.39ポイント高の3973.75と主要3指数揃って上昇となりました。米長期金利はリスク回避の動きが後退しやや債券が売られる形で上昇。しかし5月に入ってから米長短金利差は縮小の傾向。インフレ抑制を優先させることで金融引き締めを進めるFRBは景気後退には配慮しながらもやむなしの姿勢。インフレが予定通り抑制することができれば、その後景気は回復するとの見方によるものとみられますが、景気後退が進めば、数年後再び利下げに向かわざるを得なくなるシナリオが残ることに。

【金標準先物 日足】

SPDR金ETF残高は3営業日続けて増加。現金化する換金売りも一巡し、買い直されているとみられます。WGC公表の世界のETF残高も5/20時点で4週間ぶりに増加。先物市場のNY金6月限も3営業日のプラス。先物市場においては総取組高は減少しながら上昇していることからショートカバー(売りの買戻し)によるものと推測されます。NY金6月限は前日比5.7ドル高の1847.8ドルと200日移動平均線(1839.2ドル)を回復。25日(日本時間26日03:00)に5月3・4日のFOMC議事録が公開されますが、米パウエル議長は6・7月会合にて0.50%ずつの政策金利引き上げを表明しているために影響は限定的とみられます。NY金日足ではMACDがゴールデンクロスしチャートは好転の兆しで建て直しの時間帯に入ってくると思われます。また日米首脳会談後の共同会見で米バイデン大統領は「台湾有事」について軍事的関与を明言。ホワイトハウスではゴタゴタとなったようですが、有事への懸念は金にとってはプラス方向…。

【白金用準先物 日足】

景気減速による非鉄金属等の弱さが反映されている印象。レンジ内の動きが続いており前週以降チャート上での一目均衡表雲が上値抵抗で3900円台が重たい動き。中国についてはロックダウンが徐々に解除されており先週は商業施設の営業が再開、今週には住宅隔離エリアを縮小、バス・地下鉄の運行が再開され、来週には全面的に回復される見通し。経済活動が再開するに従い非鉄金属等の価格が回復されることが望まれます。



 

 

 

 

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