2021年10月25日月曜日

金 インフレ期待値上昇で1800ドル突破もパウエル発言で反落 

 おはようございます。

週末の米株式は好決算銘柄が相場をけん引しNYダウが史上最高値を最高値を更新。終値での高値も2か月ぶりに更新しています。パウエルFRB議長のパネルディスカッションでの発言で利益確定売りに押される場面もありましたが、堅調に終えています。一方のナスダック、S&P500は小幅安。NYダウは前日比7394ドル高の35677.02ドル、ナスダックは前日比125.500ポイント安の18090.200、S&P500は前日比4.88ポイント安の4.88ポイント安。米債券市場は前日に10年債利回りが1.7%台に上昇していたことから反動で債券買いの動きが強まり米長期金利が低下。パウエル発言で一時金利が反発しましたが、債券買いの流れは変わらず米長期金利は1.638%に低下して終えています。

 

【金標準先物 日足】

週末はインフレ高進の流れを背景にNYでは200日移動平均線を一時上抜けNY金12月限は1815.5ドル(23日00:01)まで高値を出しましたが、その後パウエルFRB議長からテーパリングについての発言で1783.4ドル(00:42)まで急落し、この動きで一日の高値安値を出しています。国内では6620円(22日23:15)の高値から6530円(00:42)まで急落となりましたが、売りも一巡して堅調さを維持しています。前日21日の期待インフレ率は2.66%に大幅に上昇し、米長期金利(名目金利)が上昇しつつもインフレ高進が相場を押し上げていますが、相場のアヤが入った反落の動き。CFTC建玉明細は3週連続で小幅に投機筋買いポジションは買い越し拡大。今週は米IT大手の決算の他、米GDP速報値の発表が予定されています。先週の住宅関連指標では供給制約の影響から市場予想を下振れており、コロナ感染の広がった7-9月期のGDPだけに注目が集まります。


【白金標準先物 日足】

金利低下で金と共に価格が押し上げられる中、週末夜間立ち合いに3917円(23:23)まで上伸しましたが、パウエル発言で株や債券が売られる動きで金と共に反落。結局先週のレンジ下限の3800円前半まで下げ、本日は横ばいの持ち合いの動き。CFTC建玉明細ではボトムの9/21以降、1週だけ小幅縮小を挟んでいますが、投機買いポジションが拡大傾向。総取組減少しながらとなっていますので買戻しが主導しており、ファンダメンタルズでの供給制約で需要の拡大はまだ尚早とみられますが、自動車メーカーの数か月先の生産回復への期待も込められた買戻しとも考えられます。新規買いの動きが強まれば勢いがつきますが、今のところはまだ燻ぶり気味。

 

 

 

 

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