2020年12月11日金曜日

金 ECB追加緩和決定PEPP5000億ユーロ拡大

おはようございます。

米株式は続落。NYダウは前日比69.55ドル安の29999.26ドルで5営業日ぶりに3万ドルを割り込みました。昨晩発表された米新規失業保険申請件数は85.3万件と市場予想よりも悪化し2か月半ぶりの高水準。頼みの追加経済対策協議も難航が伝えられ嫌気されました。一方のナスダックは前日比66.86ポイント高の12405.81。反トラスト法違反の疑いで提訴されたfacebookは下落。また新規上場された民泊仲介エアビーアンドビーはIPO68ドルに対し初値146ドルとなりました。
ECBは予想通り追加緩和を決定。パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を2022年3月まで延長し購入枠を5000億ユーロ拡大しましたが、ユーロ相場は引き続き上昇しています。

 

【NY金 日足】

日本時間での1831.5ドル(18:14)が安値。ECBが追加緩和を決定しましたが、延長の期間が9か月だったということでやや失望でしたが反応は限定的でした。ただラガルド総裁の会見が始まった時間帯から上昇。ECBの追加緩和が出し渋った消極的な印象もありユーロがその後上昇。株式市場がオープンしてからリスクオンが続くとみられましたが雇用状況の低調さや米追加経済対策協議の不透明さから株式が失速すると金も高値1854.2ドル(23:52)後利益確定売りから失速し中心限月2月限セツルメントは前日比1.1ドル安の1837.4ドルで本セッションを終えています。日本時間開始後は1840ドルで推移。SPDR金ETF残高は3営業日横這いで動きがありません。材料に欠ける展開となっていますがテクニカルでは上向き継続。

 

【金標準先物 日足】

現時点3営業日続落。夜間立ち合いで高値6213円(23:50)まで上伸し6200円台を回復しましたが大台維持できず反落し夜間立ち合い終了は6159円(5:30)。日中立ち合いスタートは6164円(8:45)で始まり小幅な動きとなっています。JPモルガンが『金からビットコインへシフト』の可能性を指摘しています。10月以降ビットコイン版ETFに資金が流入し金ETFから資金流出がみられたことからの仮説ですが、有史以来長い歴史のある「金」の立ち位置が低くなっていくというのは疑問に感じます。地味な上昇ペースは変わらず。

 




 

 

 

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