2020年12月22日火曜日

金 ドル買いで押されるもリスク回避による安全資産買い

おはようございます。

米株式は小幅反発。英国で新型コロナの変異種への感染が拡大しロンドンでロックダウン。欧州各国も英国からの渡航を制限したことで週明けの欧州株は急落。世界的にリスク回避の動きとなり欧州通貨や新興国通貨が対ドルで下落。NY市場でも景気の先行きに懸念が強まり売り先行でスタート。NYダウは一時400ドル超えの下落となりましたが、売り一巡後は9000億ドル規模の追加経済対策が21日にも採決される見通しから反発。またFRBが株主還元策の制限を緩和すると発表し年明けから金融機関の自社株買いが認められたことから金融株に買いが集まった模様。NYダウは前日比37.40ドル高の30216.45ドルで終了。ナスダックは13.12ポイント安の12742.52で終了し、安値の230超ポイント安から戻してました。英EU離脱通商交渉について英国側が漁業権で妥協する姿勢が垣間見えポンドが買い戻されたことも株が買い戻された要因になっています。


【NY金 日足】

ドル建ては昨日日本時間に上昇。米追加経済対策協議の合意が伝えられ財政支出への期待から買い進まれました。高値は1912.0ドル(15:21)で1900ドルを回復しましたが、欧州時間から英国や欧州各国での新型コロナ変異種の脅威が不安をあおり、欧州通貨や新興国通貨が売られることでドル高が進み金価格も急落。わずか数時間で50ドル以上の下落となり1859.0ドル(19:06)まで安値をつけています。チャートでは遅行線が実線の上値抵抗に押されたかたちですが、リスク回避による安全資産への逃避買いも下値を支えている様子。再度雲抜けにトライする動きを予想しています。


【金標準先物 日足】

昨日の日中立ち合いの動きでは朝の寄付き6270円から引値6350円まで80円上昇。遅行線の実線交差を上抜けを期待しましたが、結果的には行き過ぎを警戒しておく必要があったかもしれません。欧州時間の対主要通貨でのドル高が金上昇を圧迫しましたが、金にとっては押し目形成局面になったと考えます。昨晩の株安は米SQ後となりましたがリバランス調整の動きだったとみて再度リスクオン(ドル安)への展開で雲抜けトライの動きを予想。

 

 

 

 

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