2020年10月1日木曜日

金 米追加経済対策の行方に注目

 おはようございます。

昨日日本時間午前におこなわれた大統領候補のTV討論会は互いが罵り合い相手を尊重するようなところもなく過去最低の討論会だったと評されています。どちらかと言えばバイデン氏が優勢とするメディアが多いようですが、どっちもどっちといった感想です。次回はいったいどうなるのか…? 米株式は昨日の討論会の影響は少なくペロシ下院議長とムニューチン財務長官でおこなわれている追加経済対策についての協議の行方に一進一退。協議中、共和党側が1.5兆ドルまで妥協しコロナ継続で2兆ドルまで容認されると報道で伝えられると成立への期待が高まり株価は上伸。週末の米雇用統計を控え昨晩発表された民間のADP雇用者数では市場予想を上回る数字となり株価の堅調な動きを支えました。NYダウは前日比329.04ドル高の27781.70ドル、ナスダックは82.26ポイント高の11167.51。結局、協議が終え合意に至らず合意への期待が後退し反落しましたが、協議は翌日に持ち越されています。今日にでも下院で強引に採決とも伝えられていましたが、採決は見送られたようで再度今晩にもおこなわれる協議に成立への期待が残っています。市場の予想外に共和党側が民主党案に妥協してきたことが昨日伝えられたことによって成立か否かが不透明になってきました。どちらにしても(ポジティブかネガティブか)サプライズ的な影響を受ける可能性がありそうです。

 

【NY金 日足】

日本時間の大統領候補TV討論会後はやや株安ドル高の動きで軟調で推移していましたが、1885.8ドル(18:29)を安値にして欧州時間、NY時間は堅調。米追加経済対策成立への期待が高まりリスクオンのドル安に振れ株価同様に金価格も上伸。ADP雇用者数発表後にはユーロ高ドル安に振れ一時1900ドル台に上伸。1880ドル台まで反落後再び反騰して1908.2ドル(00:25)の高値をつけたあとはまた1900ドルを下回り1890ドル台での推移となり中心限月12月限セツルメントは前日比7.7ドル安の1895.5ドル(2:30)。追加経済対策協議が翌日に持ち越され、共和党側の妥協の動きも伝えられており成立への期待が残っています。チャート的には依然下向きで市場のコンセンサスも合意できずと思われますが、仮に合意なされるとポジティブサプライズになる可能性も否定できず。ただ合意したところで下院採決→上院採決の過程を考えると上院で否決され大統領選前の合意は無しと考えます。

 

【金標準先物 日足】

夜間立ち合いの高値は6462円(21:52)で昨日日中立ち合い寄り付き直後の高値6462円と面合わせで超えはせず、一目均衡表の雲が上値の抵抗になっている動き。米追加経済対策の成立か否かに注目が集まっているとみられ、合意となれば財政出動への期待から買われる展開になるとみられます。しかし合意できずとなれば当面少なくても大統領選前での財政出動の可能性は極めて低くなり失望売りの展開に…。今晩の協議の行方、明日の雇用統計の注目度合いが高まります。追加経済対策の合意はできず再度6200円台を模索してくる展開を予想しています。

 

 

 

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