2020年9月25日金曜日

金 FOMCメンバー追加支援策を催促

 おはようございます。

米株式は小反発。NYダウは前日比52.31ドル高の26815.44ドル。ナスダックは39.28ポイント高の10672.27で引けています。新規失業保険申請件数は87万件と依然として高水準を維持し雇用回復が頭打ちになっている様子で来週10/2に発表される米9月雇用統計での雇用回復の兆候が確認できずとなると景気の先行きへの不安が高まる可能性も出てきます。そのためには米政府による早急な追加経済対策が求められます。米議会下院では民主党案の2.2兆ドル規模の策定し来週にも採決の可能性があるとされていますが、共和党側は妥協しても1.5兆ドル規模とされており合意に至るのは難しいとみられます。10月には航空会社への雇用支援も打ち切りの期限が迫っており、催促相場の展開となるか…。


【NY金 日足】

昨日はアジア時間で下落した後、欧州時間から反発。1851.0ドル(18:35)を安値にNY時間入り後も堅調な動きが続き中心限月12月限セツルメントは1876.9ドル(02:30)で本セッション終了。時間外に入り1880.9ドル(2:53)まで上伸したあとは再び軟調地合い。昨晩もパウエルFRB議長は「追加支援なければ下振れリスクがある」とし、エバンス・シカゴ連銀総裁も財政支援が必要としてFOMCメンバーはFRBによる金融政策でだけではなく、米政府による追加支援が必要と説いています。米大統領選も近づきFRBとしても動きづらく、また雇用支援打ち切りなども迫り雇用悪化を懸念し声を上げているように感じます。欧州でのコロナ感染拡大の兆候がもし再び一旦落ち着きつつある米国にも及んでくると景気回復を遅らせる懸念が強いのでしょう。日足チャートでは1900ドル程度までの戻りの可能性はあるもののその範疇であればバンドウォーク内であり下落基調はまだ続いていると判断しています。

【金標準先物 日足】

夜間立ち合いでの安値6269円(18:35)と高値6367円(02:45)はNY金とほぼ同じ時間でつけています。日中立ち合い寄付きは6347円で始まり6320円台へとやや軟調な展開。前営業日から安値を更新する動きが6営業日続いておりチャートは下落基調。直近戻り高値6717円(9/11)から昨晩安値6269円まで448円下げており、ここで反発しても下落基調の中のリバウンドと考えています。1/3戻りが約150円戻りで6420円前後、1/2戻りが約225円幅で一目均衡表雲下限の付近の6493円にあたります。目先戻りを入れて来週の雇用統計に向かい下げが強まる展開と考えています。

 

 

 

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