2017年5月10日水曜日

東京「金」買いスタンス

おはようございます。

連休明けボラティリティが回復したと思えばまたピタッとしてしまった昨日の動き。日本市場が日中を終えると為替が動意づきました。
米株式はリスクオンながら反落。NYダウは前日比36.50ドル安の20975.78ドル。ドル円はドル金利上昇からドル買いが進み114円台に達しています。米長期金利は横ばい、米10年国債利回りは2.40%。CFTC建玉明細によると投機筋は米10年国債を買い越しており、これを売り出している流れで金利が上昇傾向と見られます。

【NY金 日足】
 5/9時点のSPDR金ETF残高は前日比変わらずの851.89ドル。価格下落にしてはETF残高の減少は見られず、3月同様に短期筋の売買が中心と思われます。3/16の米追加利上げで売られたのが1200ドル割れ、そのときの米10年国債利回りは2.60%でした。追加利上げ観測が押し下げている要因と見られますが、ポジション調整の余地は限定的と判断しています。予想レンジは1,240~1,210ドル。


【東京金 日足】
 米6月追加利上げで売り込むのはまだ時期尚早と考えます。3月利上げのときに売り込まれたのは直前の2週間。今月中には反発局面があると判断しています。予想レンジは4,490~4,440円変わらず。


【東京白金 日足】
NYではやはり再び900ドル割れを伺う流れに。昨晩は900ドルジャストにタッチ。ドル高によりランド安も誘発されNYドル建て価格は軟調。東京は連休明けから再び陰転して下げ道中。900ドルで下げ止まるか見極めるところ・・・。予想レンジは3,390~3,300円。


【東京ドバイ原油 日足】
米石油協会(API)発表の米週間原油在庫は前週比580万バレル減少で市場予想180万バレル減少を大きく上回る減少幅でした。 中国の経済成長鈍化、米国増産観測が重し。延長を目論む協調減産が果たしてどこまで押し上げ要因になり得るか・・・。予想レンジは36,500~34,500円変わらず。


【東京ゴム 日足】
 中国経済成長の鈍化により連休明けは銅など非鉄金属らと同じように下落。連休明けで安値を打っておりひとまずは落ち着いているところか?投機色が強く売買判断は難しいところです。


【東京とうもろこし 日足】

今晩USDA。テクニカルも通用しないのが今の東京市場・・・。






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