【日経平均株価 日足】
東京株式市場の日経平均株価は前日比372.62円安の37755.51円で続落。38000円を回復し高値警戒感から利益確定売りに押されました。
【ドル円 日足】
国内株安によるリスク回避、来週の日米財務相会談で米国の円安是正要求への警戒感が円高要因となった模様。
【NY金 日足】
14日NY金6月限セツルメントは前日比59.5ドル安の3188.3ドルと反落。米中両政府が追加関税を115%の引き下げを合意したことがきっかけとなり投機筋が相場を押し下げ1カ月ぶりの水準まで下落。15日アジア時間に入ってからも下げが続き、3123.3ドル(15:03)までNYセツルメントからさらに65ドル安となりました。チャートでは3500ドル近辺でダブルトップ(二番天井)を形成し、テクニカル分析では高値更新の局面から、3000ドル台を固める局面へと変わりつつあるとの指摘がみられます。ただ短期の投機筋が相場の主導権を握っている展開が続いている様子から、今後も変わり身の早い展開が続くとみられます。
【OSE金標準先物 日足】
15日のOSE金標準先物4月限は2日続落となり前日比555円安の14843円で取引を終了。昨晩の欧州時間でのドル建て金価格の下落がアジア時間でも続き、ドル建て価格の下落と円高圧力により大幅な値下がりとなりました。トランプ大統領は12日、「習主席と話すつもりだ。恐らく週末になるだろう」とホワイトハウスで語っていますが、実際に実現することになるのか…?本日は米小売売上高や生産者物価指数(PPI)などの経済指標の発表に加え、FRB主催のカンファレンスにてパウエルFRB議長の講演(21:40)が予定されています。米利下げについて慎重な姿勢を示すことになるのかどうか…。
【NY白金 日足】
14日のNY白金7月限は前日比11.0ドル安の959.3ドルと反落。
【OSE白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物4月限は前日比87円安の4458円と反落。「金」の下げに影響受けたかたちで円高の動きも重なりました。英精錬大手ジョンソン・マッセイ(JM)が15日公表したリポートによると、2025年の世界のプラチナ(白金)の需給は23トンの供給不足になるとの見通し。ただ3年連続での供給不足の予想となるが、需要も鈍化することで不足幅は昨年(24.2トン)から縮小する見通しが示されました。中国の不動産不況は建設資材となる銅などの非鉄金属市況の低迷に深く影響しており、コモディティー市場にとって重しとなっています。
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