おはようございます。
米株式は3営業日ぶりに反発。昨日、中国人民銀行は預金準備率、政策金利をを引き下げ金融緩和策を発表。また米国と中国の貿易交渉もスイスで会談の場を開き10日から開始することが伝えられると中国株式市場ではこれを好感して買われ、続けて欧米市場にも波及しました。NYダウは前日比284.97ドル高の41113.97ドル、ナスダックは前日比48.504ポイント高の17738.162、S&P500は前日比24.37ポイント高の5631.28。
米FOMC政策金利発表では3会合連続で据え置きを決定。声明では「経済の見通しを巡る不確実性がさらに高まっている」との懸念が示されたものの、その後の記者会見で米パウエルFRB議長は米政権の関税政策が米経済に与える影響について「判断するのは時期尚早」と早期利下げには慎重な姿勢を示しました。市場では無難にFOMCを通過したことで安心感が広がったようです。
また米トランプ大統領は日本時間8日23時に「尊敬されている大国との主要な貿易協定について大きな記者会見をおこなう」とSNS投稿しましたが、英国との貿易合意を発表するとみられます。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】昨晩7日のNY金6月限セツルメントは前日比30.9ドル安の3391.9ドルで4日ぶりの反落。ただドル建て価格は今朝のアジア時間から反発。米トランプ大統領は日本時間8日23時に「尊敬されている大国との主要な貿易協定について大きな記者会見をおこなう」とSNS投稿しましたが、英国との貿易合意を発表するとみられ、ポンドやユーロなどの欧州通貨が対ドルで上昇。ドル安背景にNY金が反発したようです。さらに中国市場が始まる10時以降に大きく上昇し3410ドル付近まで反発。旺盛な中国の買いも際立ちます。昨日7日に中国人民銀行が発表した外貨準備高の内訳で、金の保有量は約2294トンと前月から0.1%増加し6カ月連続の積み増しが示されました。昨年5~10月の6か月間は積み増しをしていませんでしたが、2024年11月以降は貿易摩擦が激化するなか、安全資産として金を積み増してきているとみられます。OSE金標準先物4月限は3営業日続伸。日中取引寄付きを前日比29円高の15699円でスタートし、10時過ぎにドル建て価格の上昇に伴って夜間取引高値15799円を上抜け、これまでの史上最高値15811円(4/22)を突破。9営業日ぶりに史上最高値を更新し一時15843円(11:16)まで上昇しています。【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】OSE白金標準先物4月限は前日比3円高の4403円で小動き。米中貿易交渉の進展期待、また米英の貿易合意発表でコモディティのリスクオンにつながるかどうか…。
セミナー 今後の予定
5/17 岡地セミナー(東京)
講師:江守哲
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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