おはようございます。
国内はGW明けとなります。
この週末の米株式は2日(金)は上昇し、5日(月)・6日(火)は続落です。2日に発表された米4月雇用統計では非農業部門雇用者数が17.7万人増と市場予想(13.0万人増)を上回り労働市場の底堅さが示されたことと、中国との貿易交渉について進展への期待から株価は上昇しNYダウは9連騰。また、トランプ政権が26会計年度の予算について大統領の要望を示す予算教書の一部を公表。米議会が25年末に期限を迎える所得減税(トランプ減税)の延長などを盛り込んだ歳出法案を調整しており、トランプ大統領が公約に掲げた大型減税への期待が株価の下支えになっているとの指摘もあったようです。しかし週明け5日は一転、米関税政策への警戒から反落。トランプ大統領が外国で制作した映画に100%の関税をかけるとSNSで発信するなど、通商交渉を巡る不透明感が高まったことで利益確定売りも重なり株価を押し下げました。昨晩はカナダのカーニー首相とトランプ大統領が会談した際、関税見直しについて否定したことでさらに関税政策に対する不透明感が強まっています。
為替市場においては、5日に台湾ドルが対ドルで5%以上上昇しアジア通貨が全面高となる場面もあり、ドル円では1ドル145円台から143円台にドル安円高に振れています。米トランプ政権との貿易交渉において通貨政策に対する圧力から台湾当局が通貨高を容認するとの憶測がみられました。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】NY金はこの3営業日続伸して200ドル以上の上昇。OSE金標準先物4月限は祝日取引中に15800円(7日6:00)まで上昇し、2日の14992円から2営業日区域内で800円の上昇しています。連休中は特に中国の労働節連休明けからはアジア時間で大きく上昇するなど、中国からと思われる買い手口によって大きなボラティリティの値動きとなりました。OSE金標準先物4月限は本日10:50現在前日比311円高となる15599円で推移。今朝になり米中貿易交渉について進展の期待からドルが上昇し、金価格は利益確定売りに押されていますが、底堅さは維持されているかたちに。ゴールドマンサックスは5日付のレポートで2025年末3700ドル、2026年半ば4000ドルと従来の価格見通しを据え置き、米国リセッション入りの場合は2025年末3880ドルとの価格見通しを加えています。
【NY白金 日足】
OSE白金標準先物4月限は前日比16円安の4394円と小幅な値動きにとどまっています。
セミナー 今後の予定
5/17 岡地セミナー(東京)
講師:江守哲
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
お電話でのご相談は 0120-988-528
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