おはようございます。
祝日前、28日の米株式は企業決算を控えて様子見ムード。また昨晩29日は米ベセント財務長官や米ラトニック商務長官らの発言から貿易交渉の進展に期待が高まりました。また米トランプ大統領が 関税の重複回避のため自動車業界の負担軽減措置に署名したことが好感され株価は続伸しています。NYダウは前日比300.03ドル高の40527.62ドルで6日続伸。ナスダックは28日は中国情報通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)がAI向け半導体を米エヌビディア製から乗り換えのためのテストをしていることが相場の重しとなり反落しましたが、昨晩は反発し、前日比95.184ポイント高の17461.317、S&P500は前日比32.08ポイント高の5560.83で6日続伸。
ドル円は1ドル142円台で横這い推移。週末に控える米雇用統計前に発表された労働関連指標の米JOLTS雇用動態調査では3月の求人件数が市場予想を下回り、昨年9月以来の低水準に落ち込み、一時ドル安に下振れしています。本日30日発表の米4月ADP雇用者数、2日発表の米4月雇用統計の市場予想はいずれも雇用者数が落ち込むことが予想されており、ドル安要因となるか…?
【ドル円 日足】
【NY金 日足】[SPDR金ETF残高][アジア地域ETF残高(WGC)]【OSE金標準先物 日足】NY金6月限は3300ドル台中盤での持ち合い。乱高下の中でNY金総取組高は44万枚台に減少しています。一方で金ETF残高は高水準を維持。SPDRにおいても高水準を維持していますが、SPDRやSPDR以外その他を含むアジア地域での金ETF需要は増加傾向を強めています。中国市場で上場している金ETFの残高が飛躍的に伸びており、現在の金相場を下支えしていると言っても過言ではないようです。明日の日銀金融政策決定会合から来週の米FOMCにかけてドル円の動きが注目されますが、貿易交渉の裏には米金融政策における金需要も潜在的な上昇要因と考えます。OSE金標準先物4月限も目先15300円付近を横這い推移。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】OSE白金標準先物4月限は前日比2円安の4365円(11:00)での推移。NY白金では1000ドルにやや重しがあり目先反落。中国との貿易交渉に進展がみられないと上値をうかがう動きにも勢いがつかないようです。
セミナー 今後の予定
5/17 岡地セミナー(東京)
講師:江守哲
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
お電話でのご相談は 0120-988-528
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