2010年7月16日金曜日

金融規制改革法案で可決

 金融規制改革法案が賛成多数により可決された。週末にも署名し正式に成立となる見込み。

 この法案は、大手金融機関の監督強化が柱となっている。

・リスクの高いヘッジファンドなどへの投資を自己資本の3%以内にとどめる。

・金融派生商品の規制強化

・消費者保護のための専門組織の設置

などが盛り込まれている。

先日、当ブログでもご指摘したが米国の議会は
      ↓↓
 http://okachi5.blogspot.com/2010/05/blog-post_1498.html

日本の参院選の結果のように、ねじれ国会のようになっていて、数で強行採決が出来ない状態。

大手金融機関の強烈なロビーストの活動により、当初の構想よりも骨抜きとなっている。

それは株価を見れば分かるように、当初のボルガールールは発表時にはそんなルールができたら

大変だとのことで株価は急落。しかし、今回の法案の可決を受けても反応なし。骨抜きな法案であ

る証拠。

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