おはようございます。
米市場はトリプル安(株安・債券安・通貨安)の巻き戻しの動き。トランプ政権が対中関税を50~65%の引き下げを検討とWSJ紙から伝えられ、米ベセント財務長官も米中緊張緩和の必要性をあげ、双方が高関税を引き下げ、その後貿易交渉に入る「2段階方式」を提示し米中貿易摩擦が緩和されるとの期待から株価は続伸しました。Nyダウは前日比419.59ドル高の39606.57ドル、ナスダックは407.632ポイント高の16708.050、S&P500は前日比88.10ポイント高の5375.86。また、トランプ大統領がパウエルFRB議長の解任発言も否定したことでFRBの独立性が守られるとの安心感からドルも買い戻されており、ドル円は1ドル143円台中盤までドル高円安。日米財務相会談を控えていますが、「具体的な為替レート目標は設定していない」と米ベセント財務長官が述べたことで会談における円安是正への警戒も後退したようです。米国債も買い戻され米長期金利も低下。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】米トリプル安の巻き戻しにより米株、米国債、米ドルが買われ、金は利益確定売りに押され下落。NY金6月限セツルメントは前日比125.3ドル安の3294.1ドル。ただ昨日の日本時間ですでに値下がりしており、OSE立ち合い終了時間(15:45)では3293.7ドルでした。その後NY株式市場開始直後に一時3270.8ドル(23:11)まで値下がりしましたが、持ち高調整の売りが一巡し反発。NY金はセツルメント決定(02:30)後も上昇が続き、アジア時間入りは3300ドルに乗せ、日本の立会時間にはさらに上昇し3360ドル(10:20)付近での推移になっています。OSE金標準先物2月限は夜間立会いで15040円(23:11)まで安値をつけましたが、NY金が買い戻される動きに連動するかたちで、今朝の日中取引寄付きは前日比148円高の15330円でスタート。時間外のドル建て価格の上昇を受けて15515円(10:20)まで寄付きから185円上昇しています。ここのところアジア時間帯が世界の金価格の動きを選好している印象。NY金総取組高の増減に著しく変化はなく短期売買が主導している相場展開です。国内OSE金標準先物は24日本日は2025年4月限が納会となり、明日25日朝の日中取引寄付きから2026年4月限が発会となります。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】
セミナー 今後の予定
5/17 岡地セミナー(東京)
講師:江守哲
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
お電話でのご相談は 0120-988-528
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