2022年2月21日月曜日

金 7041円/g 史上最高値更新

 本日のNY市場はプレジデントデーで祝日のため、週末の米株式は3連休前の商い。ウクライナ情勢を巡り全体としてはリスクオフムードの展開となりました。NYダウは前日比232.85ドル安の34079.18ドル、ナスダックは前日比168.653ポイント安の13548.066、S&P500は前日比31.39ポイント安の4348.87。米長期金利はウクライナ情勢への警戒感が根強くじりじりと低下し2%を割り込んだ水準で推移。米2年債が1.470%と前日から変わらずに対し10年債は1.927%と前日から低下しています。
週明けの今日は、20日までの予定だったロシアとベラルーシとの合同軍事演習の延長が発表されロシア軍がベラルーシに無期限駐留することとなり市場全体がリスクオフムードに包まれる展開でのスタートとなりましたが、仏マクロン大統領が米露首脳会談を提案し、バイデン氏、プーチン氏双方が原則受け入れたと仏大統領府とホワイトハウスが声明で発表し、リスク回避の動きが後退。ただ米露外相会談が24日に開かれその際に首脳会談を準備するとのことですが、米国側はそれまでにロシアがウクライナに侵攻しないことを条件とし、またロシア側からはプーチン氏が会談に臨むとは発表されておらず不透明。

【金標準先物 日足】

本日は日中立ち合い寄付きからリスク回避ムードで上伸し7041円(9:30)をつけ、これまでの史上最高値7032円を2020年8月7日以来1年6か月ぶりに上抜き史上最高値更新となりました。しかしその後米露首脳会談の報道からリスク回避の動きが後退し反落し、7000円を割り込み6977円の終値で取引を終えています。ドル建て価格の中心限月4月限は時間外で1910.8ドルをつけましたが、再び1890ドル台の動きに反落しています。今晩はNY本取引が休場となり電子取引だけの値動きとなりますが、ウクライナ情勢を巡るヘッドラインに右往左往する神経質な動きとなりそうです。

【白金標準先物 日足】

本日は3日続伸後の反落。国内外ともに200日移動平均線を上抜け相場の展開に変化が出てくると見ていますが、一旦の利益確定売りに押されたかたち。まだ「金」に連れたり、「株」に連れたりと不安定な動きをみせていますが、3800円以下の持ち合いから建ち上がった相場であり、初押しとして捉えています。NY市場では1月末から約10,000枚取組枚数が増加してきており、その傾向が続いています。トレンドを形成してくるとみて押し目買いの方針です。

 

 

 

 

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