2015年11月20日金曜日

ドル安続くか

おはようございます。
国内3連休前。来週11月第4木曜日の26日は米国は感謝際となり年末商戦のスタートです。

前日の米FOMC議事録公表で12月利上げが確実視されたなか、利上げ開始後の利上げペースについては緩やかなものになるとの見方が広がっており対ドルでユーロ、円また新興国通貨が切りあがりドル安に振れました。ただ金融政策の方向性から大きく下ブレするには至らず。米株式は前日上昇もあり小動き。NYダウは-4.41ドルの17732.75ドル。米10年国債利回りは2.25%にやや低下。

【NY金 日足】
貴金属のアタマを抑える最大の要因はドル高。12月利上げがほぼ確実視されたことからすると織り込み済みによる反発は十分考えられます。ファンド玉のポジションバランスは今年ミニマムの買い越し枚数になっている可能性もありここは強気を維持したいところ。

【東京金 日足】
フロアポジションはこの2日買い越しが減少しています。やや玉整理の動きと新規売り建ての動き。値上がり期待。

【東京白金 日足】
南アが政策金利を6.00%から6.25%に引き上げました。今年の利上げは7月以来2回目。通貨安により国内インフレ率が上昇しており据え置き予想のなかの引き上げ。南アランドは対ドルで切り上げておりこのまま上昇するかたちになれば少なくとも『ランド安』による下げ要因はひとつ消えます。反発への期待もありますが、3500円を回復する切り返しの動きを見ないと・・・。

【東京原油 日足】
 安値持ち合い。GSが暖冬により暖房油需要の低迷で20ドルへ下落の可能性を示したことも下値不安要因。


【東京とうもろこし 日足】
国内ファンド機関店は連日売り建てを続けています。ただこのまま下値を切り上げていくようであれば・・。



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