2010年7月15日木曜日

世界を変えた5人のユダヤ人

 天上の国で、人類史上偉人として知られる5人のユダヤ人が議論を交わしたという。テーマは、「人類の行動を本質的に規定するものはなにか?」


 まず、モーゼがものものしく戒めるように断言した。「人間が人間であるための要素、それは理性である。」次に、キリストがハートを指しながら、やさしく反論した。「いやそれは愛です。」

 二人が「理性だ」、「愛だ」、と言い合っていると「とんでもない」という顔つきをしながら、マルクスが宣言した。「すべては胃袋、経済が決定する」

 すると、「もっと本質で議論すべきだ」と言って、フロイトが割って入った。「結局は、性、セックスなのだ」

 「理性だ」、「愛だ」、「胃袋だ」、「セックスだ」と四人が喧々諤々の議論をしているところに、アインシュタインがやってきた。そして舌をペロリと出しながらこう言った。「いやいや、皆さん、全てのことは相対的なのです」

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