2010年7月29日木曜日

ジェイク・バーンスタイン

 国際的に有名なトレーダー、作家、研究家。トレードや先物取引に関して約30もの書籍や研究を発表している。前職は心理カウンセラーということだそうです。彼はセミナーで

Q「仕事を変えて何か変わったことはありますか?」という質問に

A「前職でも現在の仕事でも、クレイジーピープル(Crazy People)を相手にしていると」答えているとか

 彼の主張は、確かにその時代その時代に素晴らしいトレード手法が幅を効かせる時期がある。しかし、時が経つと徐々に廃れていく。だが、どんなに情報が氾濫するようになっても、マーケットに参加する人間の心理には変化がないと。参加者の心理が生み出すいびつなバイアスを利用して利益を得ようとするトレード手法がいつまでも有効性を失わないと。これが真に優れた手法だと。

 経済のミクロ・マクロを知ったりファンダメンタルズを知ることは当然。しかし、最も大切なのは、己自身。なぜ、以前トレードで失敗したのか、そこにヒントがあるのでは?人のせいにせず、売り・買いの判断までの過程に着目し考える。新たなトレードは反省の後に。

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