30日の米金融市場では米国債相場が反発。パウエルFRB議長の発言で、エネルギー価格高騰が直ちにインフレに影響するとの不安が和らぎ、市場では年内利下げ観測が復活し、米長期金利が低下しました。米株式は米国イスラエルとイランの停戦協議の進展へ期待が強まり相場は下支えられましたが、一方では原油高を嫌気し上値を重くしています。NYダウが前日比49.50ドル高の45216.14ドル、ナスダックが153.716ポイント安の20794.640、S&P500は前日比25.13ポイント安の6343.72。
今朝にはドバイ港でクウェート船籍の石油タンカーがイランの攻撃を受け火災が発生し、WTI原油価格が時間外で一時106.86ドルまで上昇。東京株式市場は寄り付きから売り先行の展開となり、日経平均株価は一時1300円超えの大幅な値下がりを見せました。しかし米トランプ大統領が側近にホルムズ封鎖解除されないままでも戦争終わらせる意向を示したことが報道され、反発し、52000円を超え前日比プラス圏に切り返しましたが、その後引けにかけては再び下落し、前日比822円13銭安の51063円72銭で取引を終えました。
【日経225 日足】
【WTI原油 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】 OSE金標準先物2月限は前日比193円高の24165円で日中取引を終えました。米パウエルFRB議長の発言で利上げ観測が和らいだ上、トランプ米大統領がホルムズ海峡が再開されないままでもイランとの戦争を終了してかまわない姿勢だと報じられたことを受けて買いが優勢となりました。今朝にも石油タンカーがイランの攻撃を受け、一時原油価格が上昇する場面もありましたが、金価格は堅調に推移し、原油高に対する反応が変わってきた印象があります。OSE金標準先物2月限では3月急落からの直近戻り高値24303円(3/25)を上抜け24313円まで上昇する場面もありました。240分足チャートで陽転後、徐々に下値を切り上げてきています。
イラン攻撃開始から1か月が経過し、原油価格高騰によるインフレリスクは中央銀行の金融緩和への期待を急激に低下させ、 金売りを招き、3月の金市場では流動性が著しく低下しました。今後の焦点は戦争のマクロ経済への影響となる可能性があります。 3月の経済および労働市場のデータが低調であれば、スタグフレーションのリスクが高まる可能性があります。スタグフレーション環境では、金は 歴史的に高いリターンをもたらしてきた傾向があり、上昇を見せてきた場合には追随していくところと考えます。
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